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来年はクマ出没増える!?餌のブナ結実、今秋は「並作」/青森県内

7/14(金) 14:00配信

デーリー東北新聞社

 今秋、青森県内で予想されるブナの結実状況は、最近行われた開花時点での調査から「並作」が見込まれると13日、東北森林管理局が発表した。ブナの実はクマの餌の一つで、豊作や並作の翌年は出没情報や農作物被害が増加する傾向にある。県は今月、クマの出没頻度やブナの結実状況を基に注意報や警報を発令することを決めており、県自然保護課は「実際に並作になれば、来年4月当初から注意報を出すことになる」としている。

 同課によると、豊作や並作の年はクマの栄養状態が良く、冬眠中に出産する個体が多くなる。その翌年は子連れの母グマが子グマを養うため、より多くの餌を求めて行動範囲を広げ、出没が多くなると考えられている。

 同管理局は県内38カ所でブナの開花状況を調査。開花時点での豊凶指数は「2・0」となり、2・0以上~3・5未満の「並作」に該当した。ただ、1・0以上~2・0未満の「凶作」に数値が近いため、同管理局は「今秋の調査で凶作になることも考えられる」と話している。

 また、岩手県内のブナの結実予測は「凶作」となっている。

デーリー東北新聞社