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F1イギリスFP1レポート:メルセデス、一歩抜け出す? ボッタスが首位。マクラーレン勢は2台ともにトップ10入り

7/14(金) 18:58配信

motorsport.com 日本版

 イギリスGPの舞台、シルバーストンサーキット上空は雲も多く気温15度、路面温度22度というコンディションでセッションがスタートした。

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 まずコースに出たのは、”シールド”デバイスを搭載したフェラーリのセバスチャン・ベッテル。彼は、インスタレーションラップを終えてピットに戻った。

 高速コーナーの重要度が高いシルバーストンだけに、ルノーはリヤ、レッドブルのダニエル・リカルドはフロントタイヤの後ろに計測装置をつけてコース上に出る場面もあった。

 しかし、路面温度が低いこともあってか各チームは様子見。セッション開始10分の段階で、全車がピットに戻ってしまった。

 セッション開始18分を過ぎ、キミ・ライコネン(フェラーリ)がスーパーソフトタイヤを装着してコースイン。これを皮切りに徐々にコース上にマシンが増え始めた。

 ライコネンは1分32秒533をマークした。他車に引っかかってしまったこともあって、ソフトタイヤのダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペン(ともにレッドブル)の先行を許したが、ライコネンはアタックをやり直し、1分31秒305までタイムを更新してトップとなった。

 ベッテルはシールドを外し、スーパーソフトでコースイン。トップに浮上したフェルスタッペン、ライコネンに次ぐ3番手となったが、その後にチャペルコーナーのところでリヤが流れスピン。タイヤにフラットスポットを作ってしまったようでピットに戻った。

 セッション1時間を切り、メルセデス勢がソフトタイヤでアタック。バルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンがトップタイムを更新し合い、結局ボッタスが1分29秒651でトップとなった。

 FP1途中のタイヤ返却を終え、残り42分でザウバーのマーカス・エリクソンからコースインした。メルセデス勢は新品のソフトタイヤでコースへ。ボッタスは再びタイムを更新し、昨年のハミルトンが予選Q2で記録したベストタイム1分29秒243を上回る、1分29秒106というタイムを叩き出した。

 レッドブル勢もスーパーソフトタイヤを投入しタイムアップするも、ボッタスとハミルトンからは0.5秒近く離された。セッション最初からスーパーソフトで走行しているフェラーリ勢は元気が無く、レッドブルのふたりからも少し差をつけられている状態だ。

 ソフトタイヤで10番手タイムを残したものの、ガレージで作業が続いていたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、セッション残り22分頃にスーパーソフトタイヤでピットアウトし、1分30秒993で7番手まで浮上した。チームメイトのストフェル・バンドーンも9番手となった。

 セッション終盤は、メルセデス勢がユーズドのソフトタイヤで走行を続けるなど、レースに向けた確認作業に各チームが取り組み、大きな動きは見られなかった。

 FP1は結局ボッタスがソフトタイヤでトップタイム。0.078秒差でハミルトンが続いた。

 その後ろ、3番手にはフェルスタッペンがつけたが、トップからは約0.5秒差。それもこちらはスーパーソフトタイヤで記録したタイムということもあって、メルセデス勢との差はかなりありそうに見える。

 4番手リカルドの後ろにはライコネン、ベッテルが続いた。スーパーソフトタイヤを9セット持ち込んでいるフェラーリ勢だが、まだこのタイヤを掴みきれていないような印象だ。

 中団以降は大混戦。ダニール・クビアト(トロロッソ)が7番手につけたが、セッション終了間際にトラブルを訴え、ピットに戻っている。

 マクラーレン勢は9番手のフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)を挟んでアロンソが8番手、バンドーンが10番手だった。

 各チームの力関係がより明確になる、注目のフリー走行2回目は、この後21時からスタートする。

松本和己