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男女とも塩分過多 福島県が食行動調査、外食より家庭料理注意

7/14(金) 12:05配信

福島民友新聞

 福島県は13日、昨年10~11月に県民対象に実施した食行動実態把握調査と栄養摂取状況調査、身体状況調査の結果を発表した。食塩摂取量の平均値は1日当たり10.8グラム(男性11.8グラム、女性9.9グラム)で、厚生労働省が示す目標値(男性8グラム未満、女性7グラム未満)を上回った。
 調査を分析した結果、外食に依存するよりも家庭で料理をする方が食塩の摂取量が多くなることも判明。食塩が含まれる家庭料理の中でも煮物や漬物の影響が大きいことが示された。
 食塩の取り過ぎは血圧上昇や生活習慣病の発症につながり、介護なしで自立して生活できる「健康寿命」を延ばすには、減塩の取り組みが必要になる。
 分析に当たった会津大短期大学部食物栄養学科の鈴木秀子准教授(57)は「家庭料理が食塩摂取の原因になっている。食べる量が増えれば食塩摂取も増えるので、家庭で料理をする人に『薄味で適量を』と伝えていく必要がある」と話した。
 調査対象は県民572人で、平均年齢は58.8歳。県民の食塩摂取量は国の2015(平成27)年調査の全国平均(10グラム=男性11.0グラム、女性9.2グラム)を上回った。
 県民を対象とした前回12年調査(男性12.1グラム、女性9.9グラム)と比べると男性は、やや改善したが女性は増減がなかった。国の目標値以上に塩分を摂取していた人は、男性が78.2%、女性74.4%に上った。

福島民友新聞

最終更新:7/14(金) 12:05
福島民友新聞