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F1イギリスFP2レポート:ボッタス連続首位も、ハミルトンはスーパーソフトでのアタックを完遂せず。アロンソは9番手

7/14(金) 22:53配信

motorsport.com 日本版

 フリー走行2回目(FP2)は30度に達するところもあるなど、路面温度自体はFP1よりも上昇しているものの、サーキット上空は厚い雲に覆われた状態でセッションがスタートした。

【リザルト】第10戦イギリスGP:フリー走行2回目タイム結果

 まずソフトタイヤでルノー勢、ハース勢がタイムを残すが、これをスーパーソフトタイヤを履いたストフェル・バンドーン(マクラーレン)が1分31秒263を記録してトップに立った。続いてチームメイトのフェルナンド・アロンソがトップタイムを更新するが、ソフトタイヤのフェリペ・マッサ(ウイリアムズ)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がさらにこれを上回っていった。

 セッション開始15分過ぎ、キミ・ライコネン(フェラーリ)がダニエル・リカルド(レッドブル)やベッテルに0.6秒の差をつけてトップに立っていたが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、それを0.381秒上回る1分28秒780をマーク。軽々とタイムシートの一番上に躍り出た。

 一方、バルテリ・ボッタス(メルセデス)はミディアムタイヤで走行と、プログラムを分けた。ハミルトンはさらに同じタイヤでタイムを1分28秒543まで更新した。

 アロンソは、10セット持ち込んでいるスーパーソフトタイヤを惜しみなく投入し、ミディアムタイヤで5番手につけていたボッタスを上回り、1分30秒238をマークした。

 フォースインディア勢もセッション残り1時間を前に、スーパーソフトタイヤを投入。エステバン・オコンは1分30秒383で9番手、セルジオ・ペレスが1分30秒624で10番手だった。

 セッション開始30分を経過し、ようやくメルセデス勢がスーパーソフトタイヤを投入。しかしボッタスのアタックは、ハミルトンがソフトタイヤで出したタイムをわずか0.047秒上回る、1分28秒496にとどまった。ハミルトンはアタックにミスがあり、タイム更新はならず。マシンにダメージを負ってしまったようだ。

 リカルドも1回目のアタックでミスがあり、2回目のアタックでのタイムアップはわずかだった。一方、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは1分29秒098と、ソフトタイヤから1.2秒ほどタイムを上げた。

 しかし、フェラーリ勢はその前。ライコネンが3番手、ベッテルが4番手につけた。

 セッション折り返しを過ぎ、唯一ノータイムだったカルロス・サインツJr.(トロロッソ)がようやくコースイン。スーパーソフトタイヤでアタックし、11番手となった。

 残り35分を残し、ハミルトンが3周走ったスーパーソフトタイヤでコースイン。ソフトタイヤで記録した自己ベスト更新を狙うアタックではなく、決勝に向けたロングランに入った。

 フェラーリ勢はいつものごとく2台がプログラムを分け、ライコネンがソフトタイヤ、ベッテルがスーパーソフトタイヤでロングランを行った。

 セッション残り22分あまり、マッサとライコネンが相次いでスピン。ライコネンはクラッチにトラブルが出てしまったようで一旦ピットに戻ったものの、すぐにコースに復帰した。

 決勝に向け、各車がスーパーソフトタイヤやソフトタイヤでロングランを行う中、セッションが終了。ボッタスはミディアムタイヤでロングランを行う場面も見られた。

 セッショントップタイムをマークしたのはそのボッタス。ただ、0.047秒差でハミルトンがつけており、このタイムはソフトタイヤで出されたものだということを考えると、ハミルトンが1歩リードと言ってもいいかもしれない。

 メルセデス勢に続いたのはライコネン、ベッテルのフェラーリコンビ。その後ろにレッドブルのフェルスタッペンとリカルドが続いた。

 7番手以下ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マッサ、アロンソ、オコンというトップ10。11番手サインツから18番手ジョリオン・パーマー(ルノー)までは0.3秒しか差がなく、予選では激しい中団争いが繰り広げられそうだ。

 予選前最後の走行となるフリー走行3回目は、明日15日(土)の日本時間18時からスタートする。

松本和己