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<高校野球> 沖縄4強は実力拮抗 糸満VS興南、八重山農林VS美来工科…準決勝展望

7/14(金) 13:50配信

沖縄タイムス

 夢の聖地まであと2勝-。高校野球の第99回全国選手権沖縄大会は15日に沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝2試合を行う。4強入りした糸満、興南、八重山農林、美来工科が夏の甲子園出場を懸けて熱戦を繰り広げる。決勝は同球場で16日午後1時開始予定。

【写真】勝利の行方を左右する各校のキーマンたち

 第1試合は第4シードの興南と2年ぶりの決勝進出を狙う糸満。第2試合は初の4強進出を決めた八重農と第3シードの美来工がぶつかる。

 3回戦までにシード校すべてが敗れた昨年と違い、今大会は2校が残り、シード校の意地を見せている。しかし、接戦を勝ち上がってきた4校の力はどれも本物だ。実力は拮抗(きっこう)しており、準決勝も激戦が予想される。各校のこれまでの戦いぶりや戦力、キーマンを紹介する。

糸満VS興南 第1試合の見どころ

 糸満は伝統の機動力で第1シード沖縄尚学を倒して4強入りと、勢いがある。対する興南は相手に惑わされず、自分たちの野球を貫けば勝ちが見えてくる。

 糸満のチーム防御率は0・50と安定しているが、全4試合で計5失策の守備が気がかり。終盤に加点してきた粘りで、興南投手陣を攻略できるか。興南は残塁23と4チームの中で最も低く、得点圏に走者を置いてからの打線のつながりは頭一つ抜けている。堅実な野球で勝機をつかみたい。

<糸満>機動力と粘り成長 全試合で終盤に加点

 足を絡めた機動力と終盤の勝負強さが光る糸満は2年ぶり12度目のベスト4入り。チーム防御率は0・50と4強の中で最も手堅い。守りからリズムをつかみ、少ない好機を生かすスタイルで虎視眈々(たんたん)と頂点を狙う。

 投手陣の柱は3年生右腕の山城智紀。3試合に登板し1、2回戦は完投。これまで23回を投げ自責点2、防御率0・78。さらに3回戦で完投した神谷祐真、準々決勝で先発した下地俊輔も無失点に抑えており、3投手とも安定している。

 糸満の強さを印象づけたのは第1シードの沖縄尚学を破った準々決勝。1-2で迎えた終盤八回にスクイズと相手の隙を突いて重盗を仕掛け、瞬く間に逆転。機動力の高さを示した。 また全試合で終盤に加点しており、最後まであきらめない勝負強さも光る。

 「落ち着いて守れるようになり、一戦一戦勝つごとに成長している」と真玉橋治監督。「興南は横綱。チャレンジャー精神でぶつかるのみ」と、気負わず「糸満らしさ」に徹する。

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最終更新:7/14(金) 17:00
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