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和歌山県民の歩数減少 15年間で4分の3に

7/14(金) 17:00配信

紀伊民報

 1日当たりの和歌山県民(20歳以上)の平均歩数が、ここ5年で急減したことが、県の調査で分かった。昨年に実施した調査では男性は6008歩、女性は5346歩。5年前より男性で千歩、女性は1700歩近く減り、15年前と比べると男女とも4分の3になった。県は「原因は定かではないが、減少に歯止めをかけるため、秋から実施の運動ポイント事業で8千歩を目標に歩いてもらうよう呼び掛ける」と話している。

 県が12日に公表した「県民健康・栄養調査」で分かった。調査は県民の健康状態や食生活の状況などを把握し、健康づくりや生活習慣病予防の施策に役立てようと、ほぼ5年ごとに実施している。今回は無作為に選び、協力が得られた603戸を対象に、昨年11、12月に調査した。内容は身体状況や栄養摂取状況、生活習慣、血液検査。

 歩数は対象者に、歩数計を1日着けてもらって調査。全国平均(2015年度調査)の男性7194歩、女性6227歩と比べても少なかった。

 これまでの推移を見ると、男性は2001年に8029歩だったのが05年7597歩、11年7002歩と調査ごとに少なくなり、16年はさらに千歩近く減った。女性は01年の7011歩から05年には7300歩と増えたが、11年7021歩となり、16年は1700歩近く減少した。

 1日に速いペースで20分間、合計で8千歩歩けば、高血圧や糖尿病などの予防が期待できるとされているとして、県は「1日8千歩運動」を呼び掛ける。本年度、歩数や運動量に応じてポイントを付与し、楽しみながら運動できる事業を企画。8月に専用ウェブサイトを開設し、10月に事業を開始するという。

最終更新:7/14(金) 17:00
紀伊民報