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【個別銘柄】業績懸念のFリテイリ大幅安、JSRや電池関連は高い

7/14(金) 11:45配信

Bloomberg

14日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

ファーストリテイリング(9983):前日比4.6%安の3万4570円。2017年3-5月期の事業利益は前年同期比6%増の505億円だったと13日発表、このうち国内ユニクロ事業は同19%減の237億円だった。JPモルガン証券は、国内事業での原価上昇の影響を上回る経営改革効果は短期的には期待しづらいと分析。投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に、目標株価を4万円から3万8000円に引き下げた。

JSR(4185):2.9%高の2030円。17年4-6月期の連結営業利益は100億円前後だったようだと14日付の日本経済新聞朝刊が報道。今期から国際会計基準(IFRS)に移行し、日本基準だった前年同期(56億円)との単純比較で大幅増益になるという。合成ゴム製品の値上げが進み利益を押し上げたとしている。ブルームバーグによるアナリスト7人の予想平均は80億円で業績上振れ期待が一段と強まった。

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324):4.8%高の4295円。4-6月期の単体受注高は前年同期比2.8倍の180億円、単体売上高は同29%増の83億5200万円となり、いずれも四半期ベースで過去最高額になったと13日に発表。産業用ロボット向けが大幅に増加したほか半導体製造装置向け、フラットパネルディスプレー製造装置向けなども増えた。

電池関連:リチウムイオン電池セパレーターを手掛けるダブル・スコープ(6619)が8%高の2170円、リチウム電池用正極材を手掛ける戸田工業(4100)が4.6%高の320円。電気自動車(EV)などの電動車関連銘柄に投資マネーが向かっていると日本経済新聞朝刊が14日に報道。米テスラに電池を供給するパナソニックやモーターを手掛ける安川電機などの株価が昨年末比で大幅に高いと伝えた。岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリストは、電動車の普及拡大に連れリチウム電池の需要も伸びるとの連想から、電池関連銘柄に買いが入った、との見方を示した。

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最終更新:7/14(金) 15:49
Bloomberg