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小池都知事「必要だ」予定通り豊洲に観光施設整備へ

7/14(金) 16:12配信

日刊スポーツ

 東京都の小池百合子知事は14日の定例会見で、築地市場の豊洲移転問題で「築地&豊洲共存案」を打ち出したことを受け、豊洲の敷地内に観光施設を建設予定の運営会社が、撤退の可能性を示唆していることについて、「施設は豊洲の活気やにぎわいを生み出すために必要だ」と述べた。予定通り、豊洲に観光施設を整備する考えを強調した。

【写真】小池百合子都知事

 建設が予定されているのは、食文化を発信するための「千客万来施設」という観光施設。

 「施設を整備するつもりはあるのか」と問われた小池氏は、「答えはイエスだ」と主張。「私としては、計画通りの豊洲での事業を展開していただきたい。これから、豊洲のにぎわいをつくっていく。『千客万来施設』は、豊洲の発展のために進めていきたい」と述べた。

 その上で、「(撤退意向を示した)事業者からは、築地再開発の詳細の説明を求められている。誠意をもって対応するよう、(担当部局に)指示をしたところだ」と述べた。

 共存案では、築地でも「食のテーマパーク」構想が計画されている。「2カ所に似通った観光拠点をつくり、両方とも採算が取れる方法はあるのか」と問われた小池氏は、「『似通った』といわれるが、食のテーマパークと(いう構想を)申し上げているだけ。基本計画は今、局長会議を通じ、まずは豊洲移転を確実に行い、次に築地の地を生かして何をどうするか検討している」「似通ったという主観は、よく分からない」と反論した。

 一連の計画を会見で発表した6月20日から、まもなく1カ月が経過する。収支見通しを含めた工程表の公表を迫られたが、小池氏は精査中であることを理由に、経過報告にとどめた。

最終更新:7/14(金) 16:38
日刊スポーツ