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故夏目雅子さんのめい宝塚月組風間柚乃が初の大役

7/14(金) 19:23配信

日刊スポーツ

 宝塚歌劇の月組公演「All for One~ダルタニアンと太陽王~」が14日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。

【写真】ダルタニアン役の珠城りょうと三銃士。上段左からポルトス役暁千星、1人おいてアラミス役美弥るりか、アトス役宇月颯

 三銃士をテーマにした今作は、昨年9年目の若さでスピード就任したトップ、珠城(たまき)りょうが率いる新生月組の本拠地第2作。トップ娘役の愛希(まなき)れいかが異例の男役・ルイ14世を演じ、若手では故夏目雅子さん、故田中好子さんをおばに持つ4年目の風間柚乃(かざま・ゆの)が初めて主要キャストに抜てきされた。

 演出の小池修一郎氏は「トップが変わることで、メンバーも(立ち位置が)変わり、下級生にいたるまでそれぞれの際だち方が変わってくる」と言う。

 若い月組にぴったりな群像劇。トップの珠城が今年でまだ10年目という若さゆえ「トップが若い分、組の頂点に来ない。先輩も後輩もいて、活性化が生まれている」と指摘した。

 172センチの長身で男役として恵まれた体格、ダイナミックなダンスと、男役としての素養をすべて持つ珠城には「2作目にして、いい意味でたがが外れてきた」と評価。前トップ龍真咲から相手娘役を務める愛希には全幅の信頼を置き、今回はルイ14世役を配した。男役から転身した愛希だけに「王子様の格好も似合う。愛希だから任せられた」と話し、新星月組の個性を次々に引っ張りだしている。

 また、愛希と双子の設定で、100期入団の風間を抜てき。華麗な芸能一家の出身で、入団時から注目されていた風間だが、本公演での主要キャストは初。トップコンビや、人気スター美弥(みや)るりからともからむ場面が多く、小池氏は「安定した演技力を見せてくれる。バイタリティーにあふれ、地に足が着いた新しいタイプ(の男役)。まだまだスターではないが、下界にいても、たくましく生きていきそうな強さを持っている」と高く評価していた。

 公演は宝塚大劇場で8月14日まで、東京宝塚劇場で9月1日~10月8日。

最終更新:7/14(金) 21:02
日刊スポーツ