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宇良が同じ174センチの“壁”貴景勝から初白星

7/14(金) 20:15配信

日刊スポーツ

<大相撲名古屋場所>◇6日目◇14日◇愛知県体育館

 平幕宇良(25=木瀬)が、貴景勝から“7度目の正直”で初白星を挙げた。

【写真】懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる宇良

 立ち合いで鋭く右に変化、もろ手突きに来た相手の右手が空を切る。一瞬の引き落としだった。

 貴景勝は4学年下だが、昔から“壁”だった。自分がまだ軽量級だった関学大時代に、報徳学園中から出稽古に来ていて、何度も負けた。「大学の時のことは、そら覚えてますよ。1日や2日やないです。週イチぐらいでやってましたから」。

 プロでは過去6戦全敗(幕内3敗)。身長が同じ174センチで、互いに腰が低いこともあり、持ち前の低い立ち合いで圧力負けし、黒星を重ねていた。この日の変化は、理由こそ明かさなかったが、考え抜いた末の作戦だったはずだ。

 7日目はいよいよ三役と初対戦。関脇御嶽海とぶつかる。「考えても仕方ないです」とこれについても多くを語らなかったが、子どもの頃から知る貴景勝や、同学年の御嶽海と幕内で対戦することは、昔を思えば「自分でも信じられないくらい」の喜びでもある。

 遠藤、鶴竜に続き、照ノ富士、稀勢の里も休場した。自分より番付上位者が4人も消えた。しかも、自分は1敗をキープ中。横綱白鵬と対戦する可能性も十分だ。波乱の名古屋で、宇良の存在感が日増しに高まってきた。

最終更新:7/14(金) 21:17
日刊スポーツ