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ドル・円は113円台前半、米CPI待ち-株堅調で円売り優勢場面も

7/14(金) 12:48配信

Bloomberg

東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=113円台前半で推移。消費者物価指数(CPI)など注目の米経済指標を見極めようとの姿勢が広がり、小幅な値動きとなった。朝方は堅調な株価を背景に全般的に円売りが優勢だった。

ドル・円は午後4時6分現在、前日比0.1%安の113円18銭。朝方には豪ドル・円などクロス取引での円売りや仲値でのドル買い需要を背景に、一時113円58銭と2営業日ぶりの水準まで上昇。午後は米長期金利とともに伸び悩み、113円15銭まで下げる場面が見られた。

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長は、ややリスクオン的な動きでドル・円単体も底堅い印象だが、急激な米利上げはないとの見方が広がり、「トランプ政権の政策が進まないリスクがある中で、なかなか米金利も上がりづらい」と指摘。今夜の米指標が全て強くても、「ドル・円が114円台での定着は難しいのではないか」と話した。

ブルームバーグ調査によると、14日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)で食品・エネルギーを除くコア指数は前月比0.2%上昇、前年同月比1.7%上昇が予想されている。5月はそれぞれ0.1%、1.7%の上昇で3カ月連続で市場予想を下回った。

イエレンFRB議長は今週の議会証言でインフレの不確実性に言及し、「向こう数カ月、インフレ動向を注視していく」と述べた。13日発表の6月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比2%上昇と市場予想を上回った一方、食品とエネルギーを除くコア指数の伸び率は前年同月比1.9%と5月の(2.1%)から予想以上に鈍化した。

三井住友銀行の山下えつ子チーフエコノミスト(ニューヨーク在勤)は、CPIが再び予想を下回れば、「利上げももちろんいつになるか分からないし、バランスシート縮小も開始すると言えないのではないかという思惑が当然働く」と指摘。ドル・円は「113円から下が今度はレンジになるような、そこそこ大きな反応が出る」と予想した。

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最終更新:7/14(金) 16:11
Bloomberg