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立佞武多の新作「纏」が完成

7/14(金) 18:47配信

Web東奥

 今夏の五所川原立佞武多(たちねぷた)(8月4~8日)に出陣する新作「纏(まとい)」が14日、9カ月の制作期間を経て、青森県五所川原市の立佞武多の館で完成した。火事場に立ち向かう火消しを描いた高さ23メートル、重さ19トンの勇姿が現れた。
 度重なる大火に見舞われながら復興を成し遂げた市民の不撓(ふとう)不屈の精神を、燃えさかる炎を背負い、屋根の上でまといを振る勇壮な火消しの姿に込めた。
 組み立ては3日間かけて行われ、14日は、まといの先端や背面の不動明王のパーツを天井クレーンで慎重に据え付けた。
 観光で訪れた宮城県大崎市の農業門間隆一さん(66)は「すごい」と迫力に驚きつつ、「市民にとって、立佞武多で(大火の)歴史を伝える意義は大きいと感じた」と語った。
 制作を手掛けた市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(35)は、祭り本番に向けて「去年登場した女性ねぷたのしなやかさに対し、今年は迫力が前面に出た立佞武多になった。その対比を楽しんでほしい」と話した。

東奥日報社

最終更新:7/15(土) 10:41
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