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M!LK ファンミーティングで甘く、熱く、ハッピーな夏祭り 「大好きだぞ!」

7/15(土) 5:15配信

エキサイトミュージック

5月発売の最新シングル『テルネロファイター』でオリコンウィークリーチャート3位を獲得した5人組ボーカルダンスユニット・M!LKが、ファンイベント『第2回 牛乳スーパー会議』を7月14日に行なった。変幻自在なユニットを目指すべく、何も染まっていない真っ白なミルクのように……というグループ名の由来通り、歌とダンスに収まらないバラエティ豊かな側面を2時間に及ぶステージで披露。終盤には12月1日にパシフィコ横浜 国立大ホールでワンマン公演を行なうというサプライズな発表も加えて、満員の中野サンプラザで甘く、熱く、ハッピーな夏祭りを繰り広げた。

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本公演は4月30日にオープンしたM!LKオフィシャルファンクラブ“PREMIUM MILK”の発足記念として開催されたもの。『牛乳スーパー会議』と銘打たれたファンミーティングは昨年12月に続き2度目だが、前回もコントやカラオケ等、通常のライブとは異なる趣向を凝らした企画が盛りだくさんだったということで、中野サンプラザの2300席は一般発売初日に完売となった。

牛神様の夏祭りに繰り出している5人の様子を覗いてみましょう……というナレーションから緞帳が上がると、中央には“牛神”と掲げられた大きな鳥居がそびえ、左右には太鼓の乗った櫓と屋台が立ち並ぶステージが。そして鳥居の中からメンバーカラーの法被を纏った5人が現れ、櫓に上がった塩崎太智が打ち鳴らす太鼓から、祭りムード満点の「夏味ランデブー」でライブの幕は開く。

客席は推しメンカラーのペンライトで蛍光色に輝き、「サマーガンバ!!」ではなんとステージを降りて客席通路に! タオルを振りながら至近距離に迫るメンバーに、通称“み!るきーず”と呼ばれるファンのボルテージは上がりっぱなしだ。

続いて「普段やらないような懐かしい曲を」とソロコーナーへ。まずはスタジャンを羽織った太智&吉田仁人が、アクロバットも取り入れながら「ステージ」をダンサブルに決め、歌唱力の高さで知られる山崎悠稀は音階の動きからして難易度の高い新曲「君とダンスナイト」をファルセットも交えつつキュートに熱唱。「ひこうき雲」ではシックな装いの佐野勇斗と板垣瑞生が客席通路から登場して、1階席の中央に作られたサブステージで情感豊かにデュエットしたかと思いきや、太智はいきなり鳥居前でのバク転からソロダンスで躍動感いっぱいに魅せる。

さらに新曲「夢がまだ」を情熱的に贈った仁人は、踊りながら口にくわえていた青い薔薇をそのまま客席へスローイン! ラストの「my world」では悠稀と瑞生が共にしっとりと歌い上げて締めくくり、それぞれの個性と得意技を生かしたパフォーマンスで、何にも染まらないからこその多彩な可能性を提示してみせた。ちなみに「ステージ」と「my world」は彼らがM!LKになる以前の曲、「ひこうき雲」は昨年の1stワンマンツアーで歌われた楽曲ということで、そんな隠れた名曲を味わえるのも『牛乳スーパー会議』ならではだろう。

ここからはメンバー全員が浴衣に着替え、お待ちかねの企画コーナーへ。まずは前回と同じく男性表現者ユニット・GRahAMBoxのメンバーと共にコントを披露するが、箱の中に籠もってしまった甘いもの好きの夏祭り実行委員長を誘い出そうと、5人それぞれが甘いキメ台詞を繰り出すたび、場内からは黄色い悲鳴が起こる。メンバーの彼女気分になれるバーチャル動画“どっキュンM!LK”も配信中の彼らだけに、甘い言葉はお手のもの。

中でもデートの帰り際の一言をお題にされた太智と、落ち込んでいるときに掛けてあげる一言を振られた勇斗は、悠稀を彼女役に見立てて演じてみせたのだから客席は阿鼻叫喚。「もう帰っちゃうの? ダメ。もうちょっと一緒にいよ?」と太智が悠稀を後ろからハグし、勇斗が「お前は笑顔が一番いいよ。その笑顔でずっと傍にいてね」と悠稀を顎クイすれば、鼓膜が破れんばかりの悲鳴が湧き上がる。

続いてはカラオケ大会で、本日マイクを握るのは勇斗と太智。悠稀、仁人、瑞生の3人はサブステージでマラカスやタンバリンを振っての盛り上げ役だ。「普段カラオケに行かないからレアだよ」と言いつつ、完全にスイッチの入った太智は「BANG BANG BANG」(BIGBANG)でステージを右へ左への大ハシャギ! そして勇斗が「女々しくて」(ゴールデンボンバー)を歌い始めると、サブステージのメンバーも次々メインステージに戻って、あのダンスを踊りまくる。“歌う”というより“暴れる”と言ったほうがピッタリのステージをメンバーは心底楽しんだようで、勇斗は「毎回の恒例にしたい」と笑顔を見せた。

さらに、今回初となる企画がプレゼント大抽選会。メンバー5人が自ら渋谷へプレゼントを買いに行く映像が流れたのに続き、チケットの半券で抽選が為されると、その席に座っていたみ!るきーず6人が前に出ておのおの舞台セットの屋台で紐を引く。そこにつながれている牛の人形にくくられたリボンカラーと同じカラーのメンバーから手渡しでプレゼントを貰えるという仕掛けだが、その中に一本“絶対引くな 柴田牛”なる紐が。

そして最後に残ったその紐を6番目のみ!るきーずが引くと、なんとM!LKのマネージャーである柴田氏が台車に乗って登場し、柴田賞としてメンバー+マネージャーを含めた7ショット撮影をステージ上でプレゼントする。ちなみに、このプレゼント企画を考えたのは仁人とのこと。いわく「いつも声援をくれるファンのみんなにプレゼントをしたかった」とのことで、こんな素敵な心遣いも彼らが愛される理由に違いない。

その後、客席をバックに全員で記念撮影をしてからライブセクションへ。人気シングルの「コーヒーが飲めません」「新学期アラカルト」で客席から大音量のコールを受けて勢いをつけると、なんと新曲「宇宙ジャンボリー」まで初披露。宇宙をモチーフにした可愛さとカッコよさが融合した彼ららしいポップチューンで客席を一周し、み!るきーずを頂点まで湧かせるが、最大のサプライズはその先に待っていた。

仁人のグッズ紹介が終わって5人が最後の曲を歌い出そうとした瞬間、突如ステージ上のモニターに花火が上がって“緊急告知!!! M!LK史上最大牧場決定!”の文字が! なんと12月1日にワンマンライブ『白黒牛乳ワールド in パシフィコ横浜』が決定したというのだ。加えて4月30日に東京国際フォーラム・ホールCで行われた春ツアーのファイナルでお披露目した謎のユニット“BLACK M!LK”のアーティスト写真も画面に。ライブタイトルからしてもBLACK M!LKが大きな役割を果たすだろうことは明らかで、当然、客席からは歓喜の悲鳴があがる。

一方、何も知らされていなかったメンバーは“0.5万人だから来てね!”の文字に「マジか……」と呆然とするが、大きな目標を突きつけられてのラスト曲「テルネロファイター」は実に力強いものだった。“夢はどでかい牛になる”というサビ詞のフレーズを叶えるための道のりは決して容易いものではないが、きっと彼らならやってくれるはず。

仁人は「5千人のお客さんを前にできるほどのスキルがまだまだ足りないので、この5ヶ月でみっちりトレーニングして来てよかったと思えるライブにしたい」と決意を語り、「僕らも楽しくて、皆さんも楽しんでもらえるライブが目標」と宣言した瑞生はステージを去り際に、「大好きだぞ!」と客席に向かって叫んだ。み!るきーずへの感謝とたゆまぬ努力を胸に、M!LKの成長は止まるところを知らない。
(取材・文/清水 素子)