ここから本文です

〔ロンドン外為〕円、112円台後半(14日)☆差替

7/15(土) 1:00配信

時事通信

 【ロンドン時事】週末14日のロンドン外国為替市場では、米経済指標が予想を下振れしたことを受けてドル売り優勢となった。円相場は1ドル=112円台前半に上伸。その後同後半に押し戻され、午後4時現在は112円55~65銭と、前日同時刻(113円35~45銭)比80銭の円高・ドル安で取引された。
 午前の円は新規材料難の中を113円10~30銭台でこう着状態となった。しかし、午後に入って発表された米国の消費者物価と小売売上高がさえない内容に終わると、米長期金利が急低下。ドルが売られ、円は約2週間ぶり円高水準の112円26銭まで値を上げた。その後は米鉱工業生産指数が予想を上回ったことなどを手掛かりに、ドル売りがやや巻き戻された。
 英CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏は「失望を誘う米指標がドルを押し下げた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先日、緩やかな利上げの可能性を指摘したが、投資家は追加利上げの計画が先送りされたように感じている」と指摘した。
 ユーロはドル売りを受け、1ユーロ=1.1468ドルまで上昇した。午後4時現在は1.1440~1450ドル(1.1400~1410ドル)。ただ、対円では同128円85~95銭(129円30~40銭)と売られた。
 ポンドは1ポンド=1.3080~3090ドル(1.2930~2940ドル)と、昨年9月以来約10カ月ぶりのポンド高水準。欧州連合(EU)離脱決定に伴う大幅な物価上昇を受け、英イングランド銀行(中央銀行)内で利上げの議論が活発化していることも、ポンドの地合い改善を促している。スイスフランは1ドル=0.9645~9655フラン(0.9670~9680フラン)。

最終更新:7/15(土) 2:27
時事通信