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鷹・内川、“自身2試合連続”MVP!V打含む2打数2安打/球宴

7/15(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 マイナビオールスターゲーム第1戦(14日、全セ2-6全パ、全パ1勝、ナゴヤD)全パが全セに6-2で3年ぶりに勝ち、連敗を3で止めて通算成績を81勝78敗11分けとした。八回に勝ち越し打を放った内川聖一外野手(34)=ソフトバンク=が4年ぶり2度目の最優秀選手(MVP)に選ばれた。第2戦は15日にZOZOマリンスタジアムで行われ、全パは則本(楽天)、全セは菅野(巨人)が先発する。

 本塁打を放った3選手を従え、表彰台の中央に立った。恐縮しっぱなしのMVPだが、文句なしのプロの技だ。シュアな打撃と勝負強さ。途中出場の内川が、主役をさらった。

 「もっとインパクトのある本塁打を打った選手もいるのに申し訳ないです。心配だったのは、大谷くんの代打だから。みなさんは大谷くんを見たかったんじゃないかと」

 七回先頭で大谷(日本ハム)の代打。初球を中前へ運んで同点のきっかけを作ると、八回二死二塁で勝ち越しの中前打。決勝打を含む2打数2安打でヒーローになった。

 最初の打席の前に、大谷には「お前の代打で申し訳ない」と、周囲には「(場内の)ため息を聞いておいて」と自虐的に話して向かった。それでも打席では集中。「やっぱり持っているものを出さないと。それが僕はヒットだった」。通算2000安打へ34本に迫る打撃技術を披露した。

 球宴は4年ぶりも、通算26打数13安打で打率・500と、お祭り男は健在だ。前回出場した2013年の第3戦(いわき)も、途中出場でMVPに輝いた。“自身2試合連続”の勲章。当時の東日本大震災の被災地での活躍をきっかけに、毎年オフに福島で野球教室を行っている。今回も賞金300万円の使い道に迷いはなかった。

 「九州で大雨の被害が出ているのを見ている。自分のためではなく、被害にあって苦しい思いをしている方々に」

 九州北部を襲った豪雨の被害者への寄付を明かした。34歳で全パの最年長は「打撃のことを聞かれたりした。みんなでレベルアップできる球宴になれば」と話したが、自身にとっても貴重な2安打だ。

 「いつもみたいに『打っても打たなくてもどっちでも』という球宴とは違って、『後半に向けてがんばろう』という気持ちも持ってきたので」

 頚椎(けいつい)捻挫から復帰したばかり。悔しい日々も過ごした前半戦から後半戦への弾み。7人を送り込んだ鷹の主将が、堂々の活躍だ。

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