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新工場に総額180億円 アイエイアイ、国内需要増に対応

7/15(土) 7:50配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡市清水区に新しい生産拠点を計画している小型産業用ロボットのアイエイアイ(同区、石田徹社長)は稼働を当初予定の2020年から1年前倒す。ファクトリーオートメーション(FA、工場の自動化)を進める国内メーカーの急速な需要増に対応するため、工場を段階的に拡張し、総額180億円を投じる。

 生産能力を拡大し、10年後の27年12月期の売上高を今期見通しから倍増の600億円に引き上げる。約80億円を投資する当初の計画に続き、第2期、3期計画でさらに50億円ずつを投じ、自動車、電子関連向けなどの産業ロボットの生産ラインや研究開発施設などを新設する。

 建設地は3月に取得を公表した沖電気工業の事務所、研究センター約11万6千平方メートルの敷地内で、第1期の工場計画は予定よりも1年繰り上げて19年稼働予定。研究施設などを設ける2期は21年、3期は24年の工事完了を計画している。設備投資の背景には少子高齢化、労働人口の減少に伴うFA関連市場の急速な成長にある。人手不足を解消するため、産業ロボットを導入する動きが広がっており、既存の県内2工場はフル生産の状況という。石田社長は「技術革新でロボットがより複雑な工程を正確に担うことができるようになった。人手不足の経営課題を解決する有効策になる」と語った。

静岡新聞社