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平安時代の僧侶「源信」展、15日開幕 奈良国立博

7/15(土) 2:13配信

朝日新聞デジタル

 奈良で生まれ、比叡山で修行を積んだ平安時代の僧侶、源信(げんしん、942~1017)の千年忌特別展「源信 地獄・極楽への扉」(朝日新聞社など主催)が15日、奈良市の奈良国立博物館(奈良博)で始まる。14日に内覧会があり、参加者は浄土信仰を広めた源信の影響を受けて制作された地獄絵や極楽図、仏像に見入った。

【写真】源信展の内覧会が開かれ、展示が公開された=14日午前、奈良市の奈良国立博物館、安冨良弘撮影

 源信は地獄と極楽の世界をわかりやすく描いた「往生要集(おうじょうようしゅう)」を著し、具体的な死後の世界のイメージを一般に広めた。特別展では、源信の足跡をたどりつつ、全15幅の国宝「六道絵(ろくどうえ)」(滋賀・聖衆来迎寺(しょうじゅらいこうじ))や、国宝「阿弥陀聖衆来迎(らいごう)図(早来迎)」(京都・知恩院)など約140点を紹介する。

 開会式では奈良博の文化大使を務める、お笑いコンビ「笑い飯」の哲夫さんが「民衆に親しまれる浄土を考えた源信さんの思想を楽しみたい」とあいさつした。

 9月3日まで。会期中展示替えあり。問い合わせは奈良博(050・5542・8600)。

朝日新聞社