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阪神・糸井、水色スパイクで激走H!2打席2出塁「楽しかった~」/球宴

7/15(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 マイナビオールスターゲーム第1戦(14日、全セ2-6全パ、全パ1勝、ナゴヤD)第1戦が行われ、全パが6-2で全セに先勝した。全セの阪神・糸井嘉男外野手(35)は「1番・中堅」で先発出場し、三回に全セ初安打となる遊撃への内野安打を放った。一回は四球で2打席連続出塁。スターが集まる夢舞台で後半戦に向けて、ギアを上げた。

 華やかな舞台が、やはり誰よりも似合う。9年連続9度目。もはや球宴の常連だが、今年は装いを変えた。タテジマを身にまとった糸井が全セの「1番・中堅」で先発出場。チーム初安打と四球で、2打席とも出塁だ。

 「楽しかったです」

 試合前練習から足元にはアンダーアーマー社製の「マイアミブルー」という鮮やかな水色のスパイクが光っていた。グラブも同色。周囲のきら星にも照らされ、ド派手な超人のスマイルは、この夜ひときわ輝いていた。

 先陣を切り、一回先頭の打席へ。向かい合ったのは「おばけフォーク」を誇る全パの先発、千賀(ソフトバンク)。次々と150キロに迫る直球を連投してくる。4球目146キロをスイングしたがファウル。そしてフルカウントからの低めおばけフォークを見送り、四球を選んだ。得点にはつながらなかったが眼光鋭く打てる球を待ち、レギュラーシーズン同様の勝負へのこだわりを見せつけた。

 第2打席は0-1の三回二死で巡ってきた。次なる敵は菊池(西武)。やはり150キロ超の剛速球を続けてくる。3球目の外角球にバットを伸ばすと、打球は高く高く弾み、快足を飛ばして遊撃内野安打になった。全セのチーム初安打だ。1、2番コンビを組んだ鳥谷とともに三回の攻撃までで退き、ベンチでの“貴重な時間”へと回った。

 試合前から期待に胸を膨らませていたのが、今季からしのぎを削り合うセ界のライバルたちとの会話だった。「セ・リーグは初めてなんで。新鮮な気持ち。初めて一緒にやるメンツなんで、自分なりに楽しみたい。話したい選手? ゴウ! 筒香(DeNA)。バッティングの話をしてみたい」。打撃練習中も、鳥谷とともにハマの大砲に熱視線を送った。間近で見つめた感想は、糸井らしく「エグいっ!!」と一言で表現。ベテランの域に入ってもなお、ライバル球団の主砲から吸収しようとする。超人は、この宴からも必ず何かを持ち帰り、後半戦の糧とするつもりだ。

 「(あすも)がんばります」

 試合後に残した言葉は少なかったが、全力を注いで生み出した2打席連続出塁。ここまで、もがきながら虎を引っ張ってきた糸井らしい球宴だった。

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