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アスリートの昼食、学生が考案=競技別メニューに工夫―東京五輪・パラ

7/15(土) 4:54配信

時事通信

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて大会組織委員会が大学生の参画を促している。8日に東京都内で「学生が考えるアスリート飯(めし)」を開催。連携協定を結ぶ21校の栄養系学生46人が参加し、選手の昼食を考案した。

 バレーボール女子(体重65キロ)、体操女子(40キロ)、競泳男子長距離(70キロ)の三つの事例で提案。トップ選手の強化拠点、味の素ナショナルトレーニングセンターの食堂メニューから最適な組み合わせを考えた。

 バレーボール女子では跳躍するため骨を強化するカルシウムと、着地の衝撃で赤血球が壊れやすいことからひじきなどで鉄分の摂取を勧めた。練習時間が長く持久力が必要だが、夏は食欲が落ちやすいことも考慮し、白米を少なくして小うどんで炭水化物を補う工夫も見られた。

 体操女子には貧血予防で鉄分、骨粗しょう症が多いとしてカルシウムを基準より多めに摂取するよう提案。競泳男子には低脂肪牛乳の代わりにカロリーが多い普通の牛乳を取り入れた。食物繊維やミネラル、ビタミンなどは5色の野菜の「五輪サラダ」を用意し、食への意欲を高める狙いも込めた。

 組織委にはこの取り組みを通じて、東京大会で選手村食堂のボランティアなどで活躍してほしいとの狙いがある。布村幸彦副事務総長は「科学的な分析に基づいたメニューだった。提案を深めてスポーツの現場で生かしてほしい」と話した。 

最終更新:7/15(土) 5:01
時事通信