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宇良、難敵・貴景勝を0.7秒殺!「信じられない」/名古屋場所

7/15(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 大相撲名古屋場所6日目(14日、愛知県体育館、観衆=7580)難敵ともいえる4歳年下に初めて勝った。幕下時代から“7度目の正直”で、貴景勝から奪った白星。宇良が留飲をようやく下げた。

 珍しく立ち合いで変化した。両手を前に出し、右に飛んだ。身長は同じ1メートル74の相手に、これまではすべて圧力負け。「まあまあ…」「分からない」といつものように取り口は振り返らなかったが、考え抜いた作戦だったはずだ。

 因縁は関学大時代までさかのぼる。当時、報徳学園中から出稽古に訪れた貴景勝に歯が立たなかった。「忘れるわけないですよ。週一のペースで来ていたから」。中学横綱に輝いた逸材とはいえ、相手は中学生。その悔しさを互いに成長したプロの世界、しかも幕内の場で晴らした。「信じられないですね」の言葉には実感がこもっていた。

 7日目は関脇御嶽海と激突する。幕内3場所目で初となる、三役以上との対戦。全勝の白鵬らを1敗で追う平成の業師が、またとない弾みをつけた。