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中田ジャパン、東京五輪へ反省1勝…国内初陣で格下タイに大苦戦/バレー

7/15(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 バレーボール女子・ワールドグランプリ仙台大会第1日(14日、カメイアリーナ仙台)世界ランク6位の日本は同14位のタイに3-1で勝ち、前週・オランダ大会から2連勝で3勝1敗とした。タイの高速コンビバレーに手を焼き、第2セットを奪われたが、計8得点と好調なサーブで相手を崩して流れを奪い、中田久美監督(51)の国内初戦を白星で飾った。同4位のブラジルは同3位のセルビアを下し3勝1敗。初黒星で3勝1敗となったセルビアは、15日に日本と対戦する。

 苦しみながら勝利をたぐり寄せた。国内初戦で白星を挙げた中田ジャパン。監督の口から出たのは、反省の弁だった。

 「たくさんの声援をチームの力として出し切れなかった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 タイには前週のオランダ大会でも、勝ちはしたがフルセットと苦しめられた。しつこい守備から切り返す多彩な高速コンビバレーは、一昔前の日本のよう。第1セットは先取したものの、相手に本来のプレーを許した第2セットは流れを奪えないまま取り返された。

 「(国内初戦で)プレッシャーを感じました。(同じ日の丸をつけていても)選手の方が楽で良い」。監督は、コートサイドで戦況を見守った心境を振り返った。

 ベンチの指示が効果を発揮した第3セットは、ブロックで4得点。サーブも走って主導権を取り返したが、「終始、タイの速いコンビに振り回された印象しかない」。中田監督は吐露した。

 高さとパワーを誇る欧州勢などを向こうに回して2020年東京五輪でメダルを奪還するため、目指すのは速いコンビバレー。タイはその究極の姿だが、これは長年かけて培ったものだ。

 限られた時間の中で、「あれが目指すべきところかどうかは、分からない」と中田監督。「まだ(今のチームは)基本の部分しか取り組んでいない。やっていかないといけないことは、たくさんある」。メダルという目標へ向け、一つ一つ課題を克服していく。