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新たな“爆弾”抱えた稀勢、大ファン内館牧子さん「怖くて見られなかった」

7/15(土) 16:56配信

夕刊フジ

 ■大相撲名古屋場所6日目(14日、愛知県体育館)

 大の稀勢の里ファンを自認する元横綱審議委員会委員で、脚本家の内館牧子さんは足のケガの治療のため東京の自宅でテレビ観戦している。

 「稀勢の里の相撲だけは怖くて見られなかった。5日目はたまたま見たら勢に投げられた。それで、すぐスイッチを消した」という。その後、土俵下に落ちたとき左足を痛めたことまでは知らなかった。

 「全治3週間と聞いてびっくりした。責任感の強い横綱だから、こうでもならないと休まない。今回は休みなさい、というケガだと思う」

 休場届に添えた診断書によると「左足関節じん帯損傷で3週間の安静加療を要する」。いまだ完治していない左上腕付近のけがに加え、新たな「爆弾」を抱えたことになる。

 休場にショックを受けたのは、今月30日から全国21会場で行われる夏巡業の主催者。郷里の茨城県でただ1カ所、8月10日に行われる日立巡業事務局の岡部孝一さんは言う。「5月5日に前売りを始め9割は売れている。みなさん稀勢の里の土俵入りを楽しみにしていた。土俵入りだけでも来てほしいが、無理してまた悪化させては元も子もないし…」

 夏場所も今場所も、半ば強引に出た揚げ句の途中休場。「休めばよかったのに」と言ったところで結果論でしかない。

 思い出すのは平成13年夏場所、右ひざじん帯損傷の大けがを負いながら千秋楽強行出場し決定戦で武蔵丸を下して優勝した貴乃花。その後7場所も全休している。

 当時、横綱審議委員だった内館さんによると「7場所も休んだが、横審からは出場勧告などなく、あれだけの大横綱だから何とかいい形で出てきてほしいと、みなさん好意的に見ていた」という。

 稀勢の里はまだ横綱になりたてで比べようもないが、責任感の強さゆえの連続休場でもある。万全の態勢で出られるまで休んでも、横審も黙って見守ってくれるだろう。

最終更新:7/15(土) 17:00
夕刊フジ