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船越は罪に問えず…松居一代“パスポート盗み”の落とし前

7/15(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ネットを使ってドロドロの愛憎劇を繰り広げている松居一代(60)。夫・船越英一郎(56)のノートを持ち出し、浮気やバイアグラ使用の疑惑をペラペラしゃべっている。

 そんな中、船越が頭を抱えているのがパスポート。松居に持ち去られたことが大きく報じられている。夫婦とはいえ、松居の行為は窃盗だ。刑事上の罪に問えるのか。

「残念ながら無理です」と言うのは弁護士の篠原一廣氏だ。

「盗んだことに間違いないのですが、刑法244条によって配偶者は罪を免除されるのです。これは詐欺や横領、背任、恐喝についても同じ。妻が夫をだまして借金の保証人にしても詐欺にならないし、夫のお金を自分の浮気に使っても横領になりません」

 要するに「免除」という壁に守られているわけだが、この条件は夫も同じ。夫が同じことをしても免除される。

 松居は船越のノートをこっそり読んだと明かしている。こうした盗み読みはそもそも刑法に罰則規定がないため犯罪にならない。民事裁判でプライバシー侵害に問うしか方法はないそうだ。

■東京都も「セーフ」

 ただ、船越の場合はパスポートを盗まれたため、予定していた海外の仕事ができない恐れがあるという。

「収入を失い信用も低下するわけですから、これについては免除は適用されず、偽計あるいは威力による業務妨害に問われる可能性があります。また、ノートの内容など夫の秘密をばらして社会的評価を下げたと認定されれば刑法の名誉毀損に該当するとも思われます。念のために言うと殺人、傷害、強盗も免除にはなりません」(篠原一廣氏)

 パスポートを紛失したり盗まれたりした場合、再発行してもらえるのか。東京都に問い合わせたところ「セーフ」との回答だった。

「紛失の場合は最寄りの旅券事務所でまず紛失届を出します。これでなくしたパスポートが失効し、悪用できなくなる。同時に再発行の申請をすれば6営業日後に新しいパスポートを交付してもらえます。盗まれた場合は警察に盗難届を出してから紛失届、申請の手続きをしていただければ、同じ日数で公布。行政としてはなくなったパスポートを悪用されないことが第一なのです」(生活文化局都民生活部旅券課)

 船越さんも早めに手続きしたほうがよろしいようで……。