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阪神の掛布2軍監督、“悩める右腕”藤浪の現状を激白 「こんなに長くいるとは思ってもいなかった」

7/15(土) 16:56配信

夕刊フジ

 前半戦をリーグ2位で折り返した阪神だが、8ゲーム差の首位広島を追いかけるには、あの男の力が是が非でも必要だ。不振で5月27日に1軍登録を抹消されて以来、2軍調整が続いている藤浪晋太郎投手(23)である。悩める右腕の現状を、12日のフレッシュオールスター(静岡)にウエスタン・リーグ選抜のコーチとして参加した掛布雅之2軍監督(62)に聞いた。

 「あんまり、いろんなコメントは言いづらいけれど…まあ、こんなに(2軍に)長くいるとは思ってもいなかったよ」

 普段は軽快なトークが持ち味の掛布2軍監督も、藤浪の話題となると口が重くなる。

 藤浪は今季、ホーム開幕戦の4月4日・ヤクルト戦(京セラドーム)で9四死球を与える大乱調。2軍落ち後も今月2日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で相手打者に頭部死球を与え危険球で退場。現在は登板間隔を空けて調整中だ。

 「(藤浪とは)今、そこまで深くは話していないけど、いろいろ聞いている。福原(育成コーチ)からの報告も受けている」という掛布2軍監督。

 ファーム指揮官として「彼を一番いい状態で1軍に昇格させるのが最もやらなくてはいけないことだと思うよ」とした。

 1軍の金本知憲監督(49)も先日、藤浪について「かなり気になってます。やっぱり、彼が中心になって連勝を伸ばしたり連敗を止めたりという役割をしてほしかったんで。とにかく早く復帰してほしい」とエールを送った。

 チームは貯金「7」のリーグ2位で折り返したが、新人から3年連続2ケタ勝利をマークした右腕が先発ローテーションを守っていれば、首位広島に肉薄していたことは想像に難くない。

 この日のフレッシュオールスターでは、売り出し中のドラフト1位、大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が「1番・一塁」で先発フル出場。掛布2軍監督は「ある程度(1軍で)対応できると思うが、(相手投手に)崩されるのはこれから」とクギを刺し、「若手は成長するのが早いけど、またバックするから。それも若い子(の特徴)だからね」と付け加えた。藤浪のことを言っているようにも聞こえた。(山戸英州)

最終更新:7/15(土) 18:37
夕刊フジ