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手ぶらでドローン操作、いったいどんな仕組みになっている?

7/15(土) 12:05配信

ITmedia エンタープライズ

 ヘッドマウントディスプレイを装着した操縦者が上を向くとドローンが上昇し、下を向くと下降。右を向くと右方向に回転し、左を向くと逆方向に回転する――。難しいといわれるドローンの操作を、このような直感的な操作で行えるようにしたのがNECの操縦技術、Intuitive Controlだ。一体どんな仕組みで動いているのか。

【画像】手ぶらでドローンを操作するための装置

 カギはヘッドマウントディスプレイに装着したスマートフォンにある。端末のジャイロセンサーと加速度センサーで頭の角度や方向を検出してデータ化。ソフトウェアを使って操作コマンドに変換し、無線でドローンに送っているという。若干のタイムラグはあるものの、ドローンはスムーズに動いていた。

●ドローン操作のハードルを下げるために

 ドローンは、これまでにない視点から風景を撮影したり、ものを運んだり、空間データを収集したりといったさまざまな用途が見込まれており、その可能性に注目が集まっている。

 しかし活用には課題もあり、操縦の難しさもその1つだ。プロポとよばれるリモートコントローラーを使ってドローンを思い通りに操縦するのは難しく、それを学ぶための学校が活況を呈しているほど。そんな操縦の課題解決を目指して開発されたのが、Intuitive Controlというわけだ。

 NECは、スマートフォンとヘッドマウントディスプレイを使った「視点コントローラ」のほかに、操縦者が姿勢を変えることで方向を制御できる「姿勢コントローラ」を開発中。こちらも姿勢データの取得にスマートウォッチを活用するなど、入手しやすい汎用製品を使っているのがポイントだ。