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伝統の三番叟、児童熱演 八幡神社に舞奉納 東伊豆

7/15(土) 8:35配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 東伊豆町稲取地区で14日、夏の祭典が開幕した。総鎮守社の八幡神社では町立稲取小の児童7人が、伝統の「子供三番叟(さんばそう)」を奉納した。

 豊作などを願う歌舞劇の三番叟で、すべての舞を子供だけで演じるのは珍しく、町の無形文化財に指定されている。3人の舞手は「黒面」を前田海里君(6年)、「翁(おきな)」を佐久間旬君(同)、「千歳(せんざい)」を遠藤優太君(3年)が務めた。楽の大鼓(おおど)と鼓も児童4人が担当し、ゆっくりとした動きから激しさを増していく独特の舞を絵馬殿で披露した。

 児童は成人男性の横笛の音色に合わせて熱演。厳しい暑さの中、1時間にわたる舞台を堂々と演じきり、会場から大きな拍手が送られた。

 港町の稲取地区では長期のけいこが難しい漁業者が多く、80年以上にわたって子供たちが三番叟を受け継いでいる。7人は地区住民でつくる保存会の指導で、6月1日から毎晩2時間のけいこを重ねてきた。

 祭典は17日まで。子供三番叟は15、16日にも地区内で披露する。

静岡新聞社