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県民情報で爬虫類マップ 川の博物館16種紹介、冊子配布 埼玉

7/15(土) 7:55配信

産経新聞

 県内で繁殖するヘビやトカゲなどの爬虫類(はちゅうるい)が16種類確認されたことが、県立川の博物館(寄居町)が平成25年度以降に行った県民への情報公募や公共施設への聞き取り調査で分かった。同館は成果を冊子「みんなでしらべた埼玉県の爬虫類 埼玉県爬虫類MAP」にまとめ、15日から来館した希望者に無料配布する。

 同館は25年夏、県内で撮影した爬虫類の写真を公募して展示する企画展「ふしぎ・かっこいい埼玉と日本の爬虫類」を開催。期間中も生息情報の公募を続け、地図に示して展示した。

 爬虫類は目にする機会が少ないが、寄せられた情報は約150件にも達した。これを役立てようと、同館はマップの作成を企画。学芸員が市町村などに聞き取り調査を行い、情報をさらに収集した。

 マップに掲載された爬虫類は、カメ類がクサガメとニホンイシガメなど5種。トカゲの仲間はニホンヤモリとヒガシニホントカゲ、ニホンカナヘビの3種。ヘビ類は一般的なアオダイショウやヤマカガシに加え、タカチホヘビなど珍しい種も含め8種となった。掲載は県内で繁殖する爬虫類に限定、外来種も加えた。

 マップはA4判、16ページ。1500部。16種全ての解説とカラー写真、生息分布図などを掲載している。

 藤田宏之学芸員は「関東地方でみられる爬虫類は全て確認された。ヤモリが都市部などで幅広く生息し、全国的に普通のシマヘビが県内で少ないことが改めて分かった」と話している。

最終更新:7/15(土) 7:55
産経新聞