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遺骨渡され抱きしめた劉氏の妻 遺体は火葬、告別式開催

7/15(土) 12:17配信

朝日新聞デジタル

 13日に死去したノーベル平和賞受賞者で中国の著名人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏について、中国遼寧省瀋陽市の新聞弁公室は15日朝に記者会見を開き、「告別式を行った後、遺体を火葬した」と発表した。遺骨は妻の劉霞(リウシア)氏(56)に渡したという。遺族は同日午後に記者会見を行うという。

【写真】当局が公表した劉暁波氏の告別式の写真。遺族とみられる人たちが参列している(15日朝、中国・瀋陽、瀋陽市提供)

 市の会見によると、告別式は15日午前6時半から瀋陽市内の葬祭場で行われた。劉霞氏や兄ら遺族の他、親友も参列したという。式の後に劉氏の遺体は火葬され、遺骨は劉霞氏に引き渡された。劉霞氏は悲痛な様子だったが、遺骨をしっかり抱きしめたという。

 式や火葬は遺族の意向や、「死後3日で火葬する」という地元の慣習に基づいて行ったとした。会見では遺族らが参列した告別式の様子や、遺影を抱える劉霞氏ら遺族とみられる写真も公開された。

 劉氏の遺族に近い支援者によると、中国当局は劉氏の遺体を「すぐに火葬し遺骨を海にまく」ことに同意するよう遺族に求めていた。だが、遺族は「遺骨と遺灰は返してほしい。私たちの権利だ」と拒否していたという。(瀋陽=平賀拓哉)

朝日新聞社