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玄海原発、再稼働反対の海上デモ 長崎・松浦の漁船

7/15(土) 12:52配信

朝日新聞デジタル

 今秋にも見込まれる九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に反対し、長崎県松浦市鷹島町の新松浦漁協(正組合員247人)が15日午前、漁船で海上デモをした。

【写真】玄海原発の沖合で抗議行動する漁船=15日午前10時11分、佐賀県玄海町、朝日新聞社ヘリから、福岡亜純撮影

 松浦市は佐賀県に隣接し、漁協の本所がある鷹島は玄海原発から最短8・3キロ。原発事故や風評被害への組合員の懸念は強く、再稼働へと進む九電や国に対し、海上デモという異例の手法で抗議した。

 この日、市内4地区から組合員約210人を乗せた漁船など66隻が原発の沖合に集結。「玄海原発再稼働絶対反対」「生活の海を守れ」などと声を上げた。

 一方、志水正司組合長は海上デモに合わせて陸路で玄海原発に向かい、九電に抗議文を提出。隣接する展示施設「玄海エネルギーパーク」で「玄海原発に万が一、事故が起き、高濃度の放射性物質の飛散、高濃度の放射能汚染水の流出があれば、風評被害を受けての不買等で新松浦漁協は壊滅的な被害を受けることは必定」と抗議文を読み上げ、九電の担当者に手渡した。(福岡泰雄)

朝日新聞社