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<猛暑>「牛もバテ気味」牛舎に扇風機 北海道

7/15(土) 10:57配信

毎日新聞

 北海道内は14日、7月としては20年ぶりとなる10日連続の真夏日を記録するなど、厳しい暑さが続く。オホーツク地方の酪農家は暑さに弱い牛のため、牛舎に扇風機などを設置。猛暑対策に追われている。

 オホーツク地方は昨夏、日射病などで肉牛を含め15頭が死ぬか廃用となった。飼料を胃の中で発酵させる牛は暑さに弱く、気温25度を超えると体調管理に注意が必要という。

 網走家畜保健衛生所は今月、家畜の日射病に注意を呼びかけるチラシを関係機関に配布。遮光ネット、通風など対策を呼びかけた。奥村利盛次長は「暑さがピークを過ぎても、ストレスを抱えた牛は注意が必要。しばらくは警戒してほしい」。

 津別町でホルスタインなど38頭を飼育する石川賢一さん(47)=町有機酪農研究会会長=は、今年4月に牛舎を建て替え。天井に18機の扇風機を設置した。以前は扇風機が2台のみ。気温30度を超えると搾乳量は約1割減少するが、「今年は乳量の減少はない」という。それでも牛舎内の温度計は33度。「さすがに牛たちもバテ気味です」と心配そうに見つめた。【本多竹志】

最終更新:7/15(土) 11:39
毎日新聞