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ノッカー&打撃投手も務める“スーパー女子マネジャー”の「夏」終わる

7/15(土) 18:25配信

東スポWeb

 第99回全国高校野球選手権大会の地方大会が各地で開幕し、熱戦が繰り広げられている。そんな中、東海地方でノッカーはもちろん、変化球を自在に操る打撃投手までこなす“スーパー女子マネジャー”として注目を浴びているのが、八百津(岐阜)の赤星未来音(みきね)さん(3年)だ。

 2015年の入学当時、野球部員はわずか5人で休部中だった。そこから赤星さんら新入生9人が加わり、それまで半年ほども使われていなかったグラウンドの草むしりから始めて、部は再スタートを切った。

 高校でのスポーツテストは常にA評価で、女子の中ではブッチ切りのトップ。50メートル走は7秒1と部員顔負けの俊足を誇るなど身体能力は抜群だ。中学時代にソフトボール部で投手だった経験を買われ“即戦力”としてノッカーだけでなく、打撃投手まで務めてきた。

 大の負けず嫌いとあって「直球だけでは練習にならないと思って、スライダーやカーブの握り方を教えてもらったら結構、曲がった。空振りが取れるとうれしかった」と打ち明ける。練習試合などで部員のキャッチボール相手を平気な顔で務めていると、いつもスタンドから驚きの声が上がったという。

 15日、岐阜大会2回戦の初戦を迎え、残念ながら飛騨高山に2―3と惜敗した。「区切りなので女子マネジャーは今日で引退します」と涙を拭ったが、金子監督は「本当にここまでよくチームを支えてくれた。彼女はデータ分析力もすごくて、今日もほぼ100%当たっていただけに勝ちたかった…」と無念そうな表情を浮かべた。

 それでも赤星さんは「1年の夏は5回コールド負けで、2年は9回までいったけど2―8と大敗した。そこから今日はあと一歩(9回に逆転負け)までいけた。グラウンド整備から始めて、よくここまでチームが成長したと思う。悔しさはあるけど、達成感はある」。スーパー女子マネジャーの夏が終わった。

最終更新:7/15(土) 18:31
東スポWeb

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