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九州豪雨、朝倉にボランティア700人 地元球児も参加

7/15(土) 13:36配信

朝日新聞デジタル

 記録的な大雨で大きな被害が出た福岡、大分両県の被災地は3連休初日の15日を迎えた。県内外から多くのボランティアが集まり、助けを必要とする被災者のもとへ向かった。福岡、大分両県の死者は32人。福岡県内では依然14人が安否不明で、警察や消防、自衛隊による捜索がこの日も続いた。

【写真】床上の泥をかき出すボランティアたち=15日午前11時16分、福岡県朝倉市比良松、金子淳撮影


 福岡県朝倉市の朝倉球場にある市災害ボランティアセンターでは、受け付け開始の午前9時までに約700人が並んだ。

 熊本県益城町から駆けつけた栄徳栄亮さん(27)は益城町役場の同僚と参加した。「地震のとき、朝倉市の職員が応援に来てくれました。助けてくれた人が困っていたら行かないと」。山口県防府市の会社員林孝行さん(56)は「8年前に防府市も水害に遭い、全国から来てもらいました。恩返ししたい」と話した。

 朝倉高校の野球部員約40人も参加。主将の江上隼矢さん(16)は「いつも地域の方に応援してもらっている。今度は自分たちが役に立ちたい」。朝倉市比良松の住宅では、福岡市の田中亮治さん(29)ら5人が水を吸った畳や家具を搬出。田中さんは「畳は普通の5倍ぐらい重い。できる限りのことをしたい」と語った。

朝日新聞社