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<九州豪雨>徐々に撤去や復旧作業進む 5人の身元分からず

7/15(土) 11:37配信

毎日新聞

 九州北部豪雨は15日、発生から10日を迎えた。復興に向けて、豪雨で発生した流木の撤去作業や、交通インフラの復旧作業が徐々に進んでいる。一方で、これまでに死亡確認された32人のうち5人の身元が分かっていない。佐賀県の有明海で見つかった豪雨被災者とみられる2人も身元が不明で、福岡県警などは確認を急いでいる。

 国土交通省九州地方整備局は14日、福岡県朝倉市杷木(はき)林田で大規模なはんらんがあった赤谷(あかたに)川が筑後川に合流する付近で、たまった流木の撤去に着手した。長さ10メートル以上のものなど約150本あるとみられ、重機を使って19日までの完了を目指している。

 朝倉市の幹線である国道386号は13日、通行止めが解除され、同県東峰村の国道211号も緊急車両の通行が14日に可能になるなど、交通状況も改善してきている。

 身元不明の5人はいずれも朝倉市内で発見されており、男性2人と女性3人。有明海で8日に発見された5人は3人が朝倉市の住民と判明し、同市が豪雨による犠牲者と判断した。残る女性2人について身元を確認中だ。また、今も朝倉市の13人と、豪雨時に同市にいたとみられる同県うきは市の男性1人と連絡が取れていない。

 15日も最高気温33度が予想される中、朝倉市では自衛隊などの懸命の捜索作業が続けられた。朝倉市の森田俊介市長は15日、赤谷川流域を16日朝から集中捜索することを明らかにした。【高嶋将之、中里顕、遠山和宏】

最終更新:7/15(土) 11:37
毎日新聞