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<シンクロ>乾・中村組が決勝進出 デュエットTR

7/15(土) 12:14配信

毎日新聞

 【ブダペスト村上正】水泳の世界選手権が14日、当地で開幕し、シンクロナイズドスイミングのデュエット・テクニカルルーティン(TR)予選で、乾友紀子、中村麻衣組(ともに井村シンクロク)が90.1304点の4位となり、上位12組による16日の決勝に進んだ。

 予選をトップで通過したのは、ロシアのスベトラーナ・コレスニチェンコ、アレクサンドラ・パツケビッチ組で95.0062点。蒋婷婷、蒋文文組(中国)が92.9033点で2位、アンナ・ボロシナ、エリザベータ・ヤフノ組(ウクライナ)が90.6940点で3位だった。

 ◇新ペア、演技にズレ ほろ苦い世界デビュー

 ほろ苦い世界デビューだった。デュエットTRで昨年10月にペアを結成したチーム最年長の28歳の中村と主将・乾は息の合った演技を見せることができず、中村は「緊張して頭が真っ白になってしまった」と悔やんだ。

 規定要素を確実にこなし、同じ動きで2人が一つになって泳ぐことが求められるTR。だが、序盤から2人の演技にズレが生じた。井村雅代ヘッドコーチは「中村が曲に対して走ってしまい、落ち着いてやれていなかった」と分析し、「世界選手権は予選と決勝で全然違う。立て直すことはいくらでもできる」と淡々と語った。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪で乾とペアを組んでいた三井梨紗子が引退。技術力に秀でた中村が三井の後継者となった。ペア結成当初、中村が乾に合わせるように泳いでいたが、豊富な練習量で力を十分に出し切りながら合わせられるよう改善してきた。

 2人は積み重ねてきた練習が間違っていなかったと自信を持つ。「こんなところでへこたれているわけにいかない。次に向かって準備をしたい」と乾。予選の点数は決勝に持ち越さない。2人は思い切りのいい演技を心掛け、決勝の舞台に臨むつもりだ。【村上正】

最終更新:7/15(土) 12:14
毎日新聞