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<ラグビー>サンウルブズ大勝 2季目を2勝13敗で終える

7/15(土) 14:07配信

毎日新聞

 ◇ニュージーランドの「ブルース」に48-21で

 南半球の強豪クラブが争うリーグ「スーパーラグビー(SR)」は最終節の15日、サンウルブズ(日本)がブルース(ニュージーランド)と東京・秩父宮ラグビー場で対戦し、48-21で大勝した。サンウルブズはニュージーランド勢に初めて勝利し、SR参入2季目を2勝13敗の勝ち点12で終えた。1勝1分け13敗の勝ち点9だった昨季を上回った。

 サンウルブズは前半に3トライを許したが、ラファエレと内田がトライを挙げ、14-21で折り返した。後半に山中のトライとモールによるペナルティートライで逆転し、その後も4トライを重ねて突き放した。

 サンウルブズ・ティアティア・ヘッドコーチ(HC) 今季で最も良いパフォーマンスを見せられた。素晴らしいプレッシャーをボールにかけることができていた。キックの精度やキックの追い方も向上していた。

 ブルース・ウマンガHC サンウルブズが勝利に値する素晴らしいプレーをした。上位チームと我々の間には、試合に向かう姿勢やプレーの一貫性で差があった。

 ◇メンバー固定化の必要

 ファンの鬱憤を晴らす有終の美を飾った。

 後半13分、サンウルブズは密集でボールを奪取しWTB松島が右にキック。インゴールで捕球したブルースの選手にトゥポウがチャージし、こぼれ球を山中が押さえて2点差に迫った。相手FWが一時退場になった5分後には右ラインアウトからモールで押し切り、逆転のペナルティートライ。「この試合に対する思いが全員強く、ハードワークをしていた」と山中は言った。

 ティアティア・ヘッドコーチ(HC)は「チャンスがあればボールをキープしようと話していた」とキックを多用する戦術に変化をつけた。猛暑で足の止まったブルースの守りを福岡、松島の両WTBがたびたび縦に破り、守備でも激しく当たってスーパーラグビーで3度の優勝を誇る相手から金星を挙げた。

 4月のブルズ(南アフリカ)戦で今季初勝利を挙げて以降は黒星が続き、今月1日のライオンズ(同)戦は7-94で大敗。強度の高いリーグで負傷者が相次いだサンウルブズは今季、50人以上の選手を招集してきた。

 戦力が底上げされた一方で、試合内容には波がある。「どう向上させるべきか、今後考えたい」とティアティアHC。2年後にワールドカップを控える日本代表の強化につなげるためには、サンウルブズの陣容をさらに充実させつつ、メンバーを固定化する必要がある。【大谷津統一】

最終更新:7/15(土) 19:21
毎日新聞