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早実初戦突破 捕手から投手転向の雪山が8回完投、和泉監督は「柱がいない」

7/15(土) 15:00配信

デイリースポーツ

 「高校野球・西東京大会3回戦、早実9-2南平」(15日、ダイワハウススタジアム八王子)

 春の東京大会を制した早実は第1シードで今夏の初戦を迎え、南平(みなみだいら)を八回コールドで下して4回戦に進出。先発した雪山幹太投手(2年)は公式戦初登板で8回2失点の完投。春までは正捕手だったが、関東大会終了後に投手へコンバートされて結果を出した。

 初回に主将・清宮幸太郎内野手(3年)の先制2ランによる援護を受けた雪山は、「チームもそうだが、球場の雰囲気が変わるので、ほんとに大きな先制点ですね」と感謝した。

 夏へ向けた練習試合で雪山は2番または1番の打順で先発登板することが多かったが、この日は「8番・投手」としてメンバーに名を連ねた。「きょう(球場に)来て言われた。ピッチングに集中かなと感じた」と公式戦の重みを再認識。投球内容への自己採点は「40~50点くらい」と辛めで、「コントロールに自信はないが、注意しながらやっている。きょうはインサイドワークが悪かったので修正したい」と語った。

 バッテリーを組む野村大樹捕手(2年)は六回の守備で、打者の素振りしたバットがマスクを外していた顔面に当たり、七回から高橋弘大捕手(3年)と交代した。そこから雪山は2イニングを無失点に抑えた。「監督さんからは『投げたいところに投げろ』と言われ、高橋さんには『変わらずに投げて来い』と声をかけられ落ち着いて投げられた」と話した。

 和泉実監督は雪山の投手転向について、「彼がピッチャーになること自体(今年の)早実に柱がいないということ。その彼が(チームで)勝っても負けても初めて完投した。これからどこまで信頼を得られるか」と実情を説明。

 雪山自身は、「ピッチャーが好きだった。沖縄(招待試合)で初めて投げた時は初回にテークバックが小さくて打ち込まれ、次の回にいくまでブルペンでフォームの修正を受けてからよくなった。投手は体重移動が大事だと思う」などと、成長を感じているようだ。

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