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捕手がボックス外の状態で敬遠、ボークに 異例の幕切れ

7/15(土) 19:10配信

朝日新聞デジタル

(15日、高校野球徳島大会 城東2―1阿波)

 徳島大会1回戦の阿波―城東は、ボークによる幕切れで城東が制した。1―1で迎えた九回裏、城東の攻撃は1死三塁。この場面で、敬遠策に出た阿波の捕手がキャッチャーボックス外に出た状態で、投手が投球したためボークとなった。

【写真】徳島大会 ボークによる幕切れの後、整列する城東(左)と阿波の選手たち=オロナミンC

 公認野球規則によると、敬遠の際にだけ適用される決まりだという。野口浩史・県高野連審判部長は「約30年間野球の審判に関わってきたが、今回の事例は聞いたことがない。絶対に負けられないという思いがあったから起きたのでは」と話した。

 審判部ではこれまで練習試合や公式戦で、ボークのおそれがあるプレーなどを指摘してきた。野口審判部長は「勝敗を分ける場面でボークの判定を出すのは難しい。だが、ルールに従わなければ、相手チームを利することになる」と話す。

 阿波の投手は3年生、捕手は1年生だった。鳴川真一監督は取材に、「何がボークになるか、選手たちにきちんと伝えられていなかった。私の責任です」と肩を落とした。=オロナミンC(三上元)

朝日新聞社