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芦花が早実への“挑戦権”獲得 九回3点差を逆転サヨナラ勝ち

7/15(土) 16:11配信

デイリースポーツ

 「高校野球・西東京大会3回戦、芦花12-11帝京八王子」(15日、ダイワハウススタジアム八王子)

【写真】清宮さすが…夏初戦で104号

 芦花が8-11で迎えた九回裏に4点を奪い、逆転サヨナラ勝ち。17日の4回戦で清宮幸太郎内野手が主将の第1シード校・早実と対戦することになった。

 芦花は9-11と追い上げた2死満塁で、主将の榊悠勝内野手(3年)が右中間を破る走者一掃のサヨナラ3点二塁打を放ち、歓喜の渦に包まれた。

 榊主将は試合後、「自分で決めようという意識はなかったが、全員が常に前を向いてやってきた」と喜びを表した。「自分たちで考えてやろう」をモットーに選手主体のミーティングで戦略などを練り、試合に臨んでいるという。

 早実との対戦が実現することになったが、「自分たちが1年間やってきた野球をやりたい。自分たちの目標はベスト8。春に駒大高との試合で吉田(永遠)投手と対戦したが、早稲田実業さんの投手は打てないことはない。守備もしっかりして戦えばなんとかなると思う。(清宮は)同じ高校生とはいってもすごいことは確か。自分たちの武器を最大限に生かせば…」と、冷静な言葉の中に力を込めた。

 部員14人で1年生は2人というチームを率いる26歳の設楽幸愛監督は、「控え選手を含め少ない部員全員で支え合った。チーム力が実った試合だった。奇跡を起こせた」と感激の面持ちで語った。

 一方で試合中は「(激戦の)この展開で勝ったらテレビでおいしいよ。清宮君に取られちゃうかもしれないが…」と、年齢差の少ない選手たちをリラックスさせた。チームの特徴については「キャプテン中心に選手主体のチーム。保護者の方のおかげもあり、自分はお飾りみたいなもの」と謙虚に話した。

 早実への“挑戦権”を得た設楽監督は「戦略的には清宮君の前に走者を出さないことだが、危ない場面はくるだろう。2回に1回は打ち取れるんじゃないかな」と期待を寄せていた。

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