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「セダン離れ」歯止めなるか=トヨタとホンダが新型車―米

7/15(土) 15:14配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】消費者の「セダン離れ」が顕著な米国で、トヨタ自動車とホンダが主力セダンの全面刷新モデルを相次ぎ発売する。

 販売減に歯止めがかからない中、セダン市場を牙城とする2社がそろって新型車を投入し、てこ入れを図る。

 トヨタは今夏、主力の中型セダン「カムリ」の新型モデルを米国で発売する。全面刷新は約6年ぶりで、全ての部品をゼロベースで見直す力の入れようだ。競合するホンダも、10代目となる「アコード」を年内に投入する。スポーティーかつ重厚感のあるデザインで、「既存モデルの延長線上でない、新しいアコード」を目指した。

 ガソリン安や低金利を背景に、米国ではスポーツ用多目的車(SUV)など大型車への需要回帰が続く。2012年には5割だった大型車の市場シェアは、足元では6割超に拡大した。他方、燃費性能の良さが売りのセダンは苦戦し、2桁の販売減が定着している。

 トヨタの米子会社幹部は「新型のカムリとアコードがセダン市場に活力を取り戻してくれるだろう」と話しており、底が見えない中、中型セダンでシェア首位のカムリと2位のアコードに寄せる期待は大きい。 

最終更新:7/15(土) 15:57
時事通信