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<米FRB>イエレン議長再任確率は20.8%

7/15(土) 18:37配信

毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が再任される確率は20.8%--。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルがエコノミストを対象に行ったアンケートでこんな結果が出た。確率は低いものの、トランプ大統領の信任が厚く、有力候補とされる国家経済会議(NEC)のコーン委員長の13.7%を抑えての1位。ただ、予想は割れており、トランプ氏の人選を見通す難しさを浮き彫りにした。

 イエレン氏は来年2月に4年間の議長任期を終える。トランプ氏は大統領選中、「オバマ前大統領のために低金利政策を続けた」と批判したが、就任後は「尊敬している」と態度を変え、再任の可能性を排除しない。一方、イエレン氏は13日の議会証言で、再任を要請された場合、応じるか問われ、「そのことは本当に決めていない」と質問をかわしている。

 アンケートはエコノミスト63人に、候補者14人について「就任確率」を聞き、平均値を算出した。

 イエレン氏、コーン氏に続いたのは、トランプ政権の政策助言会議委員も務める元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏の11.5%。金融政策運営にあたり、経済・金融情勢を総合判断する現在の手法ではなく、一定のルールに基づくべきだと唱えるスタンフォード大のジョン・テーラー教授が11.3%で続いた。

 カナダの中央銀行総裁を経て、現在はイングランド銀行(英中央銀行)総裁を務めるマーク・カーニー氏も0.3%の「支持」を集め、同紙は「ワイルドカード」と評した。

最終更新:7/15(土) 18:37
毎日新聞