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【球宴】お祭り男・筒香「狙った。完璧」史上6人目の3戦連発

7/15(土) 6:04配信

スポーツ報知

◆マイナビオールスターゲーム2017 第1戦 全セ2―6全パ(14日・ナゴヤドーム)

【写真】別角度から見た筒香の一発

 筒香が技ありの一発を見せつけた。1点を追う4回1死。菊池の初球、高めの146キロ直球を振り抜いた。レフト方向への打球はグングン伸びてスタンドイン。侍ジャパンの4番を張った大砲は「狙っていた。フルスイングができ、完璧に捉えることができた。シーズン中なかなか逆方向に打てていなかったので、シーズン中にとっておきたかった」と苦笑いだった。

 お祭り舞台とはいえ、燃えるものがあった。菊池は同じ1991年生まれで同学年。横浜高時代には菊池擁する花巻東高とも練習試合をした。8年前の09年。3年生の時にはカーブを捉えて、右翼場外弾を放ったこともある。プロでは通算5打数2安打2三振。ライバルに、プロでは初となる一発を見舞い「当時からすごい投手。高校の時から知っている投手から打ててよかった」とホッとしていた。

 昨年から3試合連続本塁打。01年の近鉄・中村以来6人目(7度目)で、王、松井ら名だたるスラッガーに“仲間入り”した。25歳は「僕はまだまだ」と恐縮しきりだったが、松井が持つ史上最多4試合連続弾へ期待もふくらむばかりだ。

 昨年は第1戦でMVP、第2戦で敢闘選手賞を受賞。この試合でも敢闘選手賞をかっさらった。15年から3年連続の出場で、全5試合に先発し、全ての試合でヒットを打って打点を挙げた。通算14打数7安打5打点の打率5割。「球宴男」の名を欲しいままにしている。

 大舞台だからこそ力も入った。「ファンの方が喜んでくれるのが一番」。その気持ちは全試合4番に座ってチームトップタイの3本塁打をマークしたWBCとも通じた。世界一を決める真剣勝負と、真夏の祭典。舞台こそ違うが「ファンのために」という思いがバットに乗り移った。

 コーチとしてベンチ入りしたラミレス監督から「相手のエースだから、初球から狙っていけ」という指示にもしっかり応えた。その一発にラミちゃんも「完璧だったね」と目を細めた。前半戦は12本塁打で2割7分4厘。決して本調子とは言えなかった大砲が、大観衆の中で存在感を示した。(安藤 宏太)

最終更新:7/15(土) 8:00
スポーツ報知

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