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【石川】石川高専、開幕勝利!酷暑34度で4番・石田主将途中交代もなんの

7/15(土) 9:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権石川大会 ▽1回戦 大聖寺3―7石川高専(15日・石川県立)

 石川大会が開幕し、開会式と1回戦1試合が行われた。開幕試合では、石川高専が大聖寺を7―3で下した。エース右腕の城川圭太(3年)が投打で活躍。打っては初回に先制の2点適時二塁打を放ち、投げては120球完投勝利を飾った。

 気温34度の炎天下の開幕試合。投打のヒーローとなった石川高専の城川は「注目される舞台で緊張したが、楽しめたのでよかった」と気持ちよさそうに汗を拭った。1回1死二、三塁には5番打者として登場し、アウトコース直球を右中間に運んで2点二塁打で先制。マウンドでは9安打を喫したが「要所で抑えれば大丈夫」と丁寧にインコースをつき、ピンチをしのいだ。

 大黒柱が離脱するアクシデントも乗り越えた。7回表に、主将で4番の石田光之介捕手(3年)が脱水症状が原因で両足をつって途中交代。ベンチに横たわる女房役から「頼んだぞ」との言葉を託された城川は「光之介とは『バッテリーで流れを作ろう』と話していた。捕手が後輩(2年)に代わったので、自分が引っ張っていこうと思った」とエースの自覚を見せた。

 強豪相手のマウンドが転機となった。昨秋3回戦で金沢商に2―10で7回コールド負けし「どうすることもできなかった」と打ちのめされた。冬場は筋肉の各部位を細かく意識したトレーニングで強化。決め球のフォークにも磨きをかけた。春の2回戦・星稜戦(0●7、7回コールド)では1回2/3を1安打無失点に抑え、「インコースが思った以上に打たれなかった。コースを使う意識が高まった」と手応えをつかんだ。

 石川高専は、4、5年生が出場する全国高専大会で昨夏に全国制覇を果たした強豪だ。城川も「全国制覇は目指すところ」と来夏の高専日本一を見据えている。高校野球最後の夏の目標は「私学を倒してベスト4」。まずは順調に第一歩を踏み出した。(勝田 成紀)

最終更新:7/15(土) 9:23
スポーツ報知