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<プロ野球球宴>「ドクターK」則本、面目躍如

7/15(土) 23:01配信

毎日新聞

 ○全パ3-1全セ●(第2戦15日・ゾゾマリン)

 狙って、三振を取る。全パの先発・則本は、夢舞台で自らに課した高いハードルを、いとも簡単に乗り越えた。2回を完璧に抑えて奪った三振は三つ。今季、プロ野球新記録となる8試合連続2桁奪三振をマークした、平成生まれの「ドクターK」の、面目躍如だ。

 初球、あえてカーブを投じた。「全球種を使い全力で抑える」。ここまでリーグトップの9勝を挙げる右腕のプライドがにじむ。簡単に2死を奪い、次はマギー。1ストライクからの2球目、スライダーで見逃しを取り、わずかに口元が緩んだ。「変化球に腰が引けたような感じ。次は高め真っすぐで三振を狙う」。こん身の力を込めた154キロの直球を外高めに投げ込み、バットに空を切らせた。

 首位・楽天の快走をともに支える岸からは「四つ以上、三振を」と送り出された。宣言通りフォーク、スライダーなどもどんどん交えて二回も筒香、阿部と連続三振を奪う。続くゲレーロを迎えた場面では、投げ合う全セ・菅野が「直球で」とジェスチャー。2球目が「自己最速」という158キロを計測するおまけもつき、球場中の視線を独り占めした。

 ゲレーロは最後、二飛となり「しいて言えば、もう一つ三振を取りたかった」と則本。それでも「三振を狙う配球になる中で取れたことは、違う喜びがある。ここぞとばかりに、勝負を楽しんだ」。見どころたっぷりの22球で、千葉の夜を熱くした。【角田直哉】

最終更新:7/15(土) 23:19
毎日新聞

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