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【山梨】創立100年・甲府工、逆転で2年ぶり夏8強!5回に清水が決勝打

7/16(日) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権山梨大会 ▽3回戦 甲府工8―5甲府城西(15日・山日YBS球場)

 3回戦3試合が行われた。甲府工は甲府城西を8―5で下し2年ぶりの夏8強を決めた。2―2の5回2死二塁から正捕手の清水徳明が勝ち越しの左越え適時二塁打を放つなど、この回4安打で4点を追加し甲府城西の追い上げを振り切った。

 2―2で迎えた5回2死二塁。好機で打席に向かったのは5番の清水だった。「自分が(渡辺)涼太を助けてやらないと」。マウンドで懸命に投げ続ける後輩に負けない勢いでバットを振ると、打球は左越えの適時二塁打に。二塁走者の小林海斗主将が勝ち越しのホームを踏んだのを見届けると、清水の顔に笑みがこぼれた。

 先発の渡辺は竜王北中時代からバッテリーを組む間柄。試合前に「自分に目がけ思いきり投げるだけだよ」と声をかけ、持ち味の低めの制球でバットを振らせた。「徳さんと一緒に甲子園に行きたい」と自分を慕って甲府工に来た後輩の力を引き出した。5回には無死満塁のピンチを招いたが、「徳さんの言葉を信じて思い切り投げた」という渡辺が3者連続三振で切り抜けた。

 初戦(対山梨、13―2)に続き2戦連続の逆転勝ち。初回に2失点も4回、4番・坂本司左翼手(2年)が左翼スタンドに追撃の本塁打。主砲の一撃が11安打8得点の攻撃力を呼び覚まし、5回の逆転劇につなげた。前田芳幸監督(42)も「絶対負けない、というみんなの強い思いを感じる。春に比べ粘り強さが増してきた」と“逆転の工業”に手応えだ。

 次戦の相手は待ちに待った山梨学院だ。チームは昨秋の3回戦、今春の準々決勝と連敗中。3年生にとっては1年生大会、昨夏の県大会地区シード決定戦と合わせて4連敗中だ。「今度は勝つ。5度目の正直を見せます」と清水が言葉に力を込めた。宿敵を倒して11年ぶり夏の甲子園出場を果たし、創立100年に沸く母校に花を添える。(大津 紀子)

最終更新:7/16(日) 8:20
スポーツ報知

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