ここから本文です

【宮城】夏県初の「3校連合」初戦で散る

7/16(日) 9:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権宮城大会 ▽2回戦 古川工7x―0宮城水産・気仙沼西・石巻北=7回コールド=(15日・コボパーク)

 宮城2回戦では夏の宮城大会初の3校連合となる宮城水産・気仙沼西・石巻北が登場。古川工に0―7の7回コールドで敗れたが、一体感のある戦いでシード校に食い下がった。

 必死のダイブも及ばなかった。6点をリードされた7回2死三塁。中前へのライナーに中堅・小野寺亜蘭(3年)が飛び込んだが、打球は芝生で弾みコールドを決める7点目が刻まれた。宮城水産6人、気仙沼西3人、石巻北2人の3校連合の挑戦は初戦で幕を閉じた。

 連合チームとは思えないチームワークで、シード校・古川工に食らいついた。宮城水産と石巻北は平日から合同練習。普段は気仙沼工と練習する気仙沼西も、4月後半からは土日に石巻北を訪れ3校での合同練習を行ってきた。荻野智志監督(42)は「いつも一緒にできるチームより結束は強かったし、楽しくできたんじゃないかと思います」。内野連係では連合チーム独自のルールをつくり、夏に向けて精度を高めてきた。

 来春に気仙沼高と統合することが決まり、気仙沼西としては最後の出場。同校唯一の3年だった小野寺は、高校から野球を始め「難しいことだらけで、やめた方がいいかなと何度も思った」。それでも7回には、自身にとって公式戦2安打目となる会心の右前打。「一緒に戦ってきた仲間と、コボパークという素晴らしい場所で戦えたのはうれしかった」。野球と向き合ってきた3年間を祝福するように、最後の試合で最高の思い出が残った。(山口 泰史)

最終更新:7/16(日) 9:26
スポーツ報知