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【大阪】大体大浪商の背番号18右腕・立石、公式戦21イニング連続無失点

7/16(日) 7:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権大阪大会 ▽1回戦 大体大浪商2―0藤井寺工科(15日・久宝寺)

 今春の大阪府大会準Vの大体大浪商は、2年生右腕・立石健が藤井寺工科を3安打完封。牛島和彦(元中日、ロッテ)―香川伸行(故人、元南海)のバッテリーで全国ベスト4入りした1979年以来の夏の甲子園へ、好発進した。

 大体大浪商の背番号18が、初戦から快投を見せた。立石は183センチの長身から角度のついたストレートで相手打線をねじ伏せた。8回途中まで二塁を踏ませずに3安打、6奪三振でシャットアウトした。

 2年生右腕は「アウトコースの真っすぐが走っていた。先輩方が最後の夏なので、初戦で勢いをつけたかった」と笑顔で汗をぬぐった。「ストレートが良くなってきたので託した」と四田勝康監督(60)の予想を上回る内容。プロ注目のエース左腕・宮本大勢(3年)を投球練習させていたが、結局は温存を決めた。

 最速135キロの立石が公式戦に出場したのは、2年春になってから。今春の府大会2試合、近畿大会1試合とこの日を合わせて、21イニング無失点だ。「入学してきたときは細い子だったが」。四田監督は成長した2年生を頼もしそうに見つめた。昨冬は食事量とプロテイン摂取量を増やし、連日の走り込みで下半身の筋肉をつけた。体重が65キロから73キロとなりマウンドでの安定感が増した。

 チームは牛島―香川のバッテリーで沸かせた79年以来、38年ぶり夏の聖地を目指している。春の府大会で準優勝を飾り、周囲の期待はふくらむ。四田監督は「(4安打と)打てなかった今日みたいな試合で勝ったことが大きい。2、3点差をどう逃げ切るか。これが高校野球」と宮本、立石の2投手を軸に激戦区の頂点を見すえる。

 今春のセンバツを制した大阪桐蔭にも根尾昂(あきら)、山田健太ら2年生の主力がいる。立石は「負けるとは思わない」と言い切った。8月14日に17歳となる右腕は「甲子園で迎えます」と力強く言い切った。(田村 龍一)

 ◆大体大浪商の春季大会VTR

 昨秋からの腰痛を克服したエース左腕・宮本を中心に守り勝つ野球で決勝進出。37年ぶりの優勝に王手をかけたが、決勝の大阪桐蔭戦では先発左腕・田村篤史(3年)が6四死球と精彩を欠き、7回5失点で降板。3―5で敗れた。大阪2位で出場した近畿大会は、1回戦で智弁学園(奈良)を下して準決勝で東海大仰星(大阪3位)と激突。相手エース・河内大地(2年)を打ち崩せず、0―3で完封負け。

 ◆立石 健(たていし・けん)2000年8月14日、大阪・泉佐野市生まれ。16歳。日新小時代はソフトボール部所属で投手。新池中時代に「貝塚シニア」で野球を始め、1年時は遊撃手、2年時から投手。大体大浪商では2年春から公式戦出場。目標とする投手は千賀滉大(ソフトバンク)。家族は両親と姉。身長183センチ、体重73キロ。右投右打。

最終更新:7/16(日) 8:10
スポーツ報知

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