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【北北海道】“大谷勢対決”は帯広が稚内にコールド!

7/16(日) 7:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権北北海道大会 ▽1回戦 帯広大谷8―0稚内大谷=7回コールド=(15日・旭川スタルヒン)

 開幕し、1回戦3試合が行われた。帯広大谷は、稚内大谷の好左腕・正岡翔也(3年)を10安打8得点と攻略し、8―0でコールド勝ちした。

 夕暮れ時のスタルヒン球場に、乾いた金属音が何度も響いた。初回1死満塁で5番・鹿野巧実が左犠飛を放ち先制すると、なおも2死一、三塁のチャンスで6番の渡辺厚卓(こうたく)が「甘く入った変化球にうまく反応できた」と中前適時打。後続も続き、この回一挙4得点。相手左腕・正岡が3四死球と苦しんだ立ち上がりを見逃さなかった。

 3、6回にも2点ずつ加点し7回コールド勝ち。網野元監督(45)が「序盤にリードできて、落ち着いて試合を進められた」と話すように、エース右腕・佐々木慎広も7回3安打無失点と好投。春の全道4強同士の“大谷勢対決”は帯広大谷に軍配が上がった。

 約2週間の“正岡対策”が実を結んだ。相手エース・正岡は最速141キロの直球に切れ味鋭いスライダーが武器。地区大会も15イニング1失点と抜群の安定感で勝ち上がってきた好左腕だ。

 ナインは稚内大谷との対戦が決まって以降、打撃練習のマシンを全て左投手の軌道にセット。マウンドから3メートルほど前に出して、速球対策もこなしてきた。さらに左打者は、トス打撃で背中側からボールを投げてもらい、クロスファイアの感覚も体に染みこませた。

 全10安打のうち9本が単打と、コンパクトな打撃で難敵を攻略し、宇野僚真主将は「うちの持ち味はつなぐ野球。今日みたいな野球をすれば次も勝てるはず」と力を込めた。

最終更新:7/16(日) 8:11
スポーツ報知