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【神奈川】横浜にスーパー1年生左腕 先発・及川、最速143キロで4回6K0封

7/16(日) 6:04配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権神奈川大会 ▽2回戦 横浜12-0南=7回コールド=(15日・サーティーフォー相模原)

 神奈川では、横浜のスーパー1年生で最速143キロ左腕の及川(およかわ)雅貴が、名門では異例の夏初戦先発で4回無失点6奪三振。2年連続出場へコールド発進した。

 すらりとした長いリーチから、強いストレートが放たれた。名門横浜の夏の開幕マウンドを託されたのは、何と1年生。最速143キロを誇るサウスポー・及川がマウンドで躍動した。182センチの長身を生かした堂々たる投球はルーキーを感じさせない。4回を投げ、4四死球を与えたが、1安打無失点、6三振を奪った。

 「大事な初戦で先発させてもらって、しっかりいいピッチングをしないといけないと思った。多少不安な気持ちはあったが、そんなことは言ってられない」

 この日投げた全69球中、変化球は縦スライダーを2、3球投げただけ。それ以外は得意の直球で押した。同校の1年生で夏の開幕投手を務めるのは、全国制覇した愛甲猛でも松坂大輔でもなし得なかった大役だ。昨夏の万波中正に続き、またも横浜の1年生が躍動した。

 抜てきした平田徹監督(34)も「彼のストレートがきちっとコーナーにいけば通用すると思った。期待するピッチングをしてくれた」と評価した。

 昨年はU―15日本代表に選出され、鹿取義隆監督(60=現巨人GM)のもとで出場したU―15W杯で、最優秀防御率を受賞した。全国の約30校もの強豪校から誘いがあった逸材だ。「甲子園も行きたいが、何よりプロに行きたい」と横浜の門を叩いた。入学前にはテレビ朝日系「ビートたけしのスポーツ大将」で西武の秋山、森や中日の平田と対戦。直球で平田を空振り三振に打ち取り「普通にプロでいるピッチャー」とうならせた実力の持ち主だ。

 同校OBのヤクルト・斉藤スカウトも「左腕であの身長を持つ先発完投型はプロでも見ない。2年後はドラフト候補になるだろう」と絶賛した。同校2年連続の甲子園へ、16歳が左腕を振りまくる。(小林 圭太)

 ◆及川 雅貴(およかわ・まさき)2001年4月18日、千葉・匝瑳(そうさ)市生まれ。16歳。小3から須賀スポーツ少年団(軟式)で野球を始め、13年、千葉ロッテマリーンズジュニアに選出。中学時代は匝瑳リトルシニアに所属し、U―15日本代表選出。182センチ、71キロ。左投左打。家族は両親と姉。

最終更新:7/16(日) 7:42
スポーツ報知

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