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サンウルブズ、NZ勢に初勝利!最終戦で最多8トライ昨季超え2勝

7/16(日) 6:04配信

スポーツ報知

◆スーパーラグビー ▽最終節・最終日 サンウルブズ48―21ブルース(15日・秩父宮)

 ラグビー日本代表の強化チーム、サンウルブズが、初対戦のブルース(ニュージーランド)に48―21で大逆転勝ちし、昨季1勝1分け13敗を超える2勝目(13敗)を挙げて参入2期目の最終戦を締めた。0―14から猛反撃して前半を14―21で折り返し。後半も初めて無得点に抑え、センターのラファエレ(コカ・コーラ)のハットトリックを含むチーム最多の8トライ、48得点の猛攻で、強豪ぞろいのニュージーランド勢から初勝利を挙げた。

 炎天下の死闘を制した。全身汗だくの勝利だ。前半の0―14から終わってみれば、8トライ、48得点の猛攻でNZの強豪チームをかっ飛ばした。ゲーム主将のNO8ブリッツは「テーマは『スウィング・ザ・バット』。全員がバットを振り切るスピリットで戦った」と、大粒の汗を拭い2勝目の味をかみしめた。

 太陽が味方した。午後0時5分のキックオフで、気温は前半終了時で32・9度、湿度57%の猛暑。グラウンドの表面は40度を超える過酷な環境で「よく耐え、我慢し、しっかり80分間戦った」とティアティアHC。前半13分までにあっさり2連続トライを許したが、20分を過ぎると「暑さでもう相手がバテていた」と途中交代のフランカー徳永。前半17分に連続攻撃からゴールに飛び込んだラファエレのチーム初トライを機に反撃開始。へばってミスを連発する相手を追い込んだ。

 96年のSR創設から上位に位置し、今季はNZ代表経験8人を擁する強豪を相手に、後半はチームで初めて無得点に抑えた。相手にシンビン(一時的退場)1人が出た後半中盤には2トライを追加。ラインアウトからモールで押し込んで初めてペナルティートライも奪った。3トライのラファエレは「いつもは立場が逆だけに、このスコアはうれしい。もっとトライは取れていた」と笑った。

 19年W杯での8強入りを目指し昨季にSRへ参入。今季は日本代表と連携した強化が本格的に始まった。ブルース戦前の南アフリカ遠征ではライオンズに7―94の歴史的大敗。崖っ縁の中で昨季を上回る2勝目を挙げた。「負けて終わるのとでは大違い。来季につながる」とロックの谷田部。今季は70人を超える大所帯で40人がSRデビュー。19年に向けて、チームの渡瀬裕司CEOは「底上げがしっかりできた。この勝利は大きな財産になる」と話した。(小河原 俊哉)

最終更新:7/16(日) 6:04
スポーツ報知