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【静岡】磐田南4番・川嶋、2日前に15針縫うも奮闘3安打2打点

7/16(日) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権静岡大会 ▽1回戦 磐田南5―4静岡商=延長10回=(15日・草薙)

 1回戦の残り24試合が行われた。磐田南が延長10回1死満塁から4番・川嶋耕平(3年)が左前適時打を放ち、5―4で静岡商を下した。

 磐田南が4番のバットで古豪・静商を倒した。4―4の延長10回1死満塁から川嶋が決勝打。「6回にエラーしていたし、丹羽が頑張っていたので、あいつのためにも打ちたかった」。一人で投げきった左腕エースに、貴重な1点をプレゼントした。

 チャンスでも自分のルーチンを意識する余裕があった。「打席に入る時、いつも心を落ち着かせるためにスタンドを見るようにしている。スタンドにいる『チーム・磐南』で、勝つことが目標なので」。ややバットの先だったが、ベンチに入れない仲間や学校関係者、OBなどの思いを乗せた打球は左翼前へ落ちた。

 今月1日の練習試合で右膝を裂傷して10針縫った。一回抜糸して治りかけたが、初戦2日前の13日にスライディングで悪化し、今度は15針縫った。この日は患部を包帯でグルグル巻き。その上からサポーターで締め付け、痛み止めを服用して強行出場。「スライディングはいつもの逆足でしました」。初回には先制適時打を放つなど、3安打2打点と4番の役割を果たした。

 2年前の4強を超え、春夏通じて初の甲子園出場が今年の目標。戸塚雄介監督(36)からは「オレの想像を超える野球をしろ」とゲキを飛ばされている。「監督に、よりドラマチックな勝ち方を見せたい」と殊勲打の川嶋が言えば、指揮官も「選手はまだまま伸びると思います」と手応え。静商撃破で勢いに乗った磐南が、夏の主役に名乗りを上げた。(塩沢 武士)

最終更新:7/16(日) 9:14
スポーツ報知

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